手が止まらなくなる! 昔懐かしい味のポップコーン
◆本產黑豆醬油爆米花(黒豆醤油味)140元
◆本產花生醬爆米花(ピーナッツバター味)140元
◆古早味冬瓜茶爆米花(冬瓜茶味)140元
台湾の昔ながらの味をモチーフにした個性的なポップコーンは3種類あります。
一つは「PEKOE」特製の黒豆醤油を用いた「本產黑豆醬油爆米花」。伝統的な方法で醸造された黒豆醤油は、イーランさんの故郷である台南地方の味付けで、塩気の中にほんのりと甘さが感じられます。
広報の方によれば、醤油味のポップコーンは作るのに想像以上の手間がかかるとのこと。まずは醤油をじっくりと煮詰めてからシロップを入れ、最後にポップコーンを入れて、ムラができないようにかき混ぜます。レシピを何度も変えながら完成させたもので、甘さとしょっぱさが絶妙に混じり合い、やみつきになる美味しさに仕上がっています。
そして、台湾の人たちが愛してやまないピーナッツバター味も。これには台湾産で香りのよい「台9號」という品種のピーナッツバターを使用。砂糖を控えめにする代わりにローズソルトを加え、風味をアップさせています。こちらもしょっぱくて甘い味付けですが、醤油味ほど濃厚ではないので、さっぱりとした味がお好みの方にはこちらがおすすめです。
さらに冬瓜茶味もあります。冬瓜茶は冬瓜と砂糖を煮込んで作られたお茶で、台湾では昔から親しまれている飲み物です。原料になる冬瓜は農薬を使用せず、一年かけてじっくり栽培されたもの。これに黒糖を加えてシロップ状にしたものをポップコーンに絡めています。甘すぎない、さわやかな風味がクセになるはずです。
いずれもサクサクとした食感で、食べ始めると止まらなくなります。お好みの味を選んでみましょう。
2023.06.10(土)
文・撮影=片倉真理