台湾旅行でお土産を買うなら、台北の食品問屋街・迪化街へ!
赤レンガの家並みが続き、下町風情が色濃く感じられる迪化街。淡水河の水運で栄えた歴史を持ち、「南北貨」と呼ばれる各地からの物産が集まる場所として知られています。
古くは茶葉や樟脳に始まり、現在は乾物や食料加工品、生薬、布地を扱う問屋がひしめき合っています。当連載でも何度か取り上げてきた人気のエリアですが、今回は食品問屋を紹介します。

迪化街には家屋と一体化したアーケード「亭仔脚(騎楼)」が続き、軒下にはカラスミや調味料、ドライフルーツなどがずらりと並んでいます。
きっと「どこで何を購入すればいいのだろう?」と迷ってしまう方も多いはず。ここでは地元の人たちに評判の良い店を5軒セレクトしました。各店のおすすめの商品をチェックしてみてください。

ここ数年、台北市のプロジェクトによって店舗のリニューアルが進み、以前よりも入りやすい雰囲気の店が増えています。
商品もわかりやすく陳列されているので、観光客でも買い物がしやすくなっています。時には試食を楽しみながら、ゆっくりとショッピングを楽しみましょう。

2023年の1月22日(日)、台湾は旧正月を迎えます。迪化街では旧正月前に「年貨大街」と呼ばれる歳末セールが催されるのが恒例です。普段は静かな通りですが、このときばかりは道路の両脇に各地の物産品を扱った屋台がぎっしりと並び、大勢の買い物客で溢れ返ります。
年貨大街は、2023年の1月7日(土)から20日(金)まで開催されます。この時期に訪れると、賑やかな雰囲気を体験できます。

2022.12.29(木)
文・撮影=片倉真理