レストランもバーも、砂漠にいることを忘れてしまいそうな充実っぷり!
砂漠の真っ只中、それもドバイ砂漠保護区の中で、食材は手に入れられるのだろうかと心配になるかもしれない。でも、ご安心を! ここが砂漠であることを忘れてしまいそうなクオリティの食事ができるのだ。
「アルマハ」には、レストランとバーが1つずつある。レストラン「アル・ディワーン」へは、ロビーフロアから階段を下りていく。建物が斜面に沿って立っているので、高台の一番上にあるロビーから下へと下りることになるのだ。広々としたテラスの先に広がるのは砂漠。リゾート全体が高台にあるので、とにかく眺めがいいのだ。
「アル・ディワーン」では、朝食はビュッフェ、ランチとディナーはアラカルトとなっている。朝食だけは、トレーに載せて客室のプライベートプールに浮かべる、「フローティングブレックファスト」を選ぶことができる。カップルで滞在するなら、滞在中に一度はぜひ! 毎日でもいいかもしれない。
食いしん坊の私は、朝食はビュッフェがある「アル・ディワーン」でいただくことにした。メインの卵料理は、メニューから選ぶことができる。ビュッフェには、中東料理のフムスや野菜を細かく刻んだサラダを始め、デーツ、フルーツ、焼きたてのパンなど目移りするほどの種類があって、ついつい食べすぎてしまった(笑)。
夕食は、「アル・ディワーン」やルームサービスもいいが、砂漠でのプライベートディナーをセッティングしてもらうこともできる。ハネムーナーには特におすすめのロマンチックディナーだ。
「ハジャル・テラス・バー」があるのはロビーフロア。レストラン階より高所にあるので、砂漠を眺めるならこちらのテラスがおすすめ。
ここはバーとしての営業だけでなく、午後にアフタヌーンティーを提供している。英国式の紅茶とプチフールをいただくもよし、アラビアンコーヒーとデーツを味わうもよし。砂漠を眺めながら午後のひとときを楽しみたい。
2023.05.14(日)
文・撮影=たかせ藍沙