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 福岡、九州、西日本の玄関口として全国トップクラスの利用者数を誇る福岡空港。

 2020年8月には国内線ターミナルがリニューアルし、展望デッキやビアマルシェがオープンするなど、もはや飛行機の待ち時間を過ごすだけでは飽き足らないレジャースポットになっている。

 手土産探しに便利なフード系のショップも充実しており、レストランも新店が続々と登場中。特に昨年出店したあまおうのスイーツが楽しめる苺のワルツや、長崎銘菓を取り扱う九州由来菓子なんばん往来プレミアムセレクトは、今年のリストにぜひとも加えてほしい。

 ほかにも福岡空港でしか買えない限定商品が多数そろい、甘党も辛党も胃袋を掴まれること間違いなし。

 博多の新名物やメディアで話題のサツマイモスイーツなど、旅の思い出の主役にもなれる珠玉の逸品をご堪能あれ。

福岡空港

所在地 福岡市博多区下臼井767-1
https://www.fukuoka-airport.jp​/


キャラメルの香ばしさにあまおうの甘みが際立つ

◆博多ミノリカ
「あまおうキャラメリゼバウム」

 博多風美庵が手がけるスイーツブランドのひとつで、食べた人の顔に笑顔が実るような創作お菓子を生み出しつづける博多ミノリカ。

 バウムクーヘンは職人が一層ずつ丁寧に焼き上げた生地に、福岡県産あまおう果汁と甘いキャラメルソースをたっぷり染み込ませている。表面をほんのりキャラメリゼすることでほのかな苦みがプラスされ、生地のおいしさをより引き立つように。

 商品は3個入り、6個入り、9個入りの3タイプから選べ、華やかなピンクとゴールドのロゴが目を惹くパッケージなので、ギフトとしても好評。

博多ミノリカ福岡空港店

販売場所 国内線2F中央フロア
https://www.fuubian.com/

一口食べれば驚くプチプチ食感にやみつき必至

◆やまや
「できたてめんたい 切子」

 水を一滴も使わず、羅臼昆布やトウガラシなどを混ぜたお酒ベースの“匠のたれ”に168時間漬け込み、じっくり熟成させた、やまやの辛子明太子。

 その明太子を一度も冷凍せずに博多から直送したのがこちら。

 際立つプチプチと弾けるような食感に加え、九州産ユズのさわやかな香りもいっそう引き立ち、一度食べれば元の明太子に戻れないという人も多いのでは。

 福岡空港では赤いドット模様のかわいらしい繭玉パッケージにて販売。舌の肥えた友人に贈れば、自分の株がぐっと上がること間違いなし。

やまや

販売場所 国内線2F ANA FESTA国内ロビー店、福岡8番ゲート店、7番ゲート店
https://www.yamaya.com/

2023.04.29(土)
文=Five Star Corporation
撮影=釜谷 洋史