「A girl philosophy」展では、写真家・安珠がライフワークとして取り組んできた「少年少女の内なる世界」を表現するシリーズの最新作をご紹介します。ヨーロッパでモデルとして活躍していたころから撮影活動をスタートした安珠は『少女の行方』や『サーカスの少年』などの作品で物語性のある独特の世界観を表現してきました。本展はその最新作約50点と映像、過去の作品を交えて構成されます。
![©Anju](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/f/-/img_5f0ba8e7b4e1bcc8c0f9a02e097a399170533.jpg)
『不思議の国のアリス』や『青い鳥』といった、誰もが知る様々な児童文学をモチーフに、ある少女が目にし、その心にとめた出来事について内省を深めていく過程を写真で表現します。目に見えないものを写し撮りたいと語る安珠の作品群が描き出すのは、不確かな現実に生きる少女が真理を求めて旅する夢幻の世界です。
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
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2023.01.11(水)
文=CREA編集部