ニューヨークがニューヨークに戻った。五番街やタイムズスクエアには以前のように人が溢れ、もはやマスクで顔を覆っている姿は見かけない。全米から、そして世界から観光客が訪れている。
パンデミック中でさえも新しいホテルはオープンを続け、現在様々な新しいホテルが扉を開いている。パンデミックを経て、ニューヨークのホテルは以前よりも自然と共存していく方向にシフトして、人々が安らぎを求めるようになった。
その新しいニューヨークの次世代ホテル3軒とマンハッタンから車で約2時間半の美しい自然を楽しめるホテル1軒を4回に渡りご紹介。
工科大学院のキャンパスに立つ独創的なデザインのホテル
◆Graduate Roosevelt Island(グラデュエイト・ルーズヴェルト・アイランド)

「グラデュエイト・ホテルズ」の各施設は、オックスフォード大学など英米の30以上の大学と提携し、カレッジタウンに造られている。

2022年6月にルーズヴェルト島に開業したホテルは、コーネル・テックのキャンパス内にある。サステイナブルな設計で名高いスノヘッタが手がけた建物は、エコに配慮したグリーンビルディング認証を取得している。

独創的なインテリアは、その土地や大学に合わせたイメージを反映。島の歴史を描いたコラージュが施されたエレベーターや、天井まで理工学の書物が並ぶ壁面、キッチュな《フライボーイ》の像などが出迎えてくれる。

地下鉄やロープウェイの駅もすぐそばにあって、マンハッタン島までは一駅と観光にも便利だ。
Graduate Roosevelt Island(グラデュエイト・ルーズヴェルト・アイランド)
所在地 22 North Loop Road, New York, NY 10044
電話番号 +1 929 447 4700
客室数 224室
料金 1室 229ドル~
https://www.graduatehotels.com/roosevelt-island/
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Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2022.12.26(月)
文=黒部エリ
CREA Traveller 2022 vol.4
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。