この記事の連載

 ニューヨークがニューヨークに戻った。五番街やタイムズスクエアには以前のように人が溢れ、もはやマスクで顔を覆っている姿は見かけない。全米から、そして世界から観光客が訪れている。

 パンデミック中でさえも新しいホテルはオープンを続け、現在様々な新しいホテルが扉を開いている。パンデミックを経て、ニューヨークのホテルは以前よりも自然と共存していく方向にシフトして、人々が安らぎを求めるようになった。

 その新しいニューヨークの次世代ホテル3軒とマンハッタンから車で約2時間半の美しい自然を楽しめるホテル1軒を4回に渡りご紹介。


豪華客船のような館内で贅を尽くしたおもてなしを享受

◆Casa Cipriani(カーサ・チプリアーニ)

 かつてヘミングウェイが愛したヴェネツィアの「ハリーズ・バー」。

 そこを経営していたジュゼッペ・チプリアーニがニューヨークで開いたレストランが著名な「チプリアーニ」だが、今度はその美意識を生かしたホテルが登場した。

 壮麗な建物は、ボザール様式を採り入れ、1909年に船の発着場として誕生。今も歴史建造物として保存されている。

 内部を改装したホテルは、豪華客船を思わせるモチーフがちりばめられており、過去と現在を繫ぐアールデコ様式のデザインが特徴的だ。

 47の客室は、バルコニー付きのスイートも備え、“プレジデンシャルスイート”はイーストリバーと自由の女神を一望できる。

 最上階のクラブやスパは、クラブメンバーと宿泊者だけが利用できる。

Casa Cipriani(カーサ・チプリアーニ)

所在地 10 South Street, New York, NY 10004
電話番号 +1 212 584 5801
客室数 47室
料金 1室 950ドル~
https://cipriani.com/us/casa-cipriani

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Column

CREA Traveller

文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。

2022.12.22(木)
文=黒部エリ

CREA Traveller 2022 vol.4
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

HOTEL 愛しきあの街のホテルへ

CREA Traveller 2022 vol.4


HOTEL 愛しきあの街のホテルへ

特別定価1,400円 (税込)

「CREA Traveller」2022 vol.4の特集は、「愛しきあの街のホテルへ」。