この記事の連載
KATEメイク体験【前篇】
KATEメイク体験【後篇】
単色使いでカジュアルに
続いては、アイシャドウ。
「デザイニングブラウンアイズ BR-9」のスキニーオレンジブラウンを使い、カジュアルに作り込んでいきます。
![真ん中の2色を混ぜて全体に塗布。左は、ハイライトとして黒目の上下に使う。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/3/1280wm/img_73656fc5d7af936aae6b5dee691672a8128983.jpg)
「最初に、真ん中の2色を足して色を作り、単色使いのアイシャドウメイクをします。その後、左端の色をハイライト的に、黒目の上下に入れます」
チップで真ん中の2色を取ったら、まずは手の甲にのせて、色を確認しつつ、チップになじませます。
![手の甲にのせてから、まぶたにのせると自然。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/e/1280wm/img_5e13608f16fd0b909d3d632ffbf383ad100063.jpg)
「今回のようにアイシャドウを広い範囲に塗る場合は、パウダーを多めにチップにのせて、塗った最初の部分を濃くしてしまいがちですよね。そこで、ムラを作らないためにも、アイシャドウは一度手の甲にのせてから使うといいですよ」
![アイシャドウは目尻からつけ始める。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/c/1280wm/img_9c495217c4e411e50c2dc650387de5a949946.jpg)
「また、上まぶたは、目のキワの目尻部分から目頭に向かって塗ったあと、上にぼかしていきましょう」
目尻から塗り始めると、まぶたの立体を活かしたグラデーションが作れるとか。「顔全体で見た時に、中央が明るく、フェイスラインに向かっていくにしたがって暗くなるので、きれいな球体となります」
下まぶたは、上まぶたを塗った太いチップに残ったパウダーをそのまま塗ってOK。
「こちらも目尻から塗ると自然です」
かなり太めに塗りましたが、それでも違和感がない印象でした。
「アイシャドウは、以上で終わりにしてもいいですし、好みで左端の色をハイライトとして黒目の上下に入れてもいいでしょう」
ハイライトを入れると、目の中央がより明るく立体的になり、目の大きさが一層強調されるそう。
![ハイライトは左端の色を薬指で取り、手の甲で色を確認したら、そのまままぶたの黒目の上下に、置くようにして塗る。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/9/1280wm/img_19e9f20c5090525aff10eb7a9f62d8f0134319.jpg)
せっかくなので入れてみたところ、少しニュアンスが加わって、おしゃれになったように感じました。
2022.10.08(土)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史