台湾は一度行くとまた行きたくなるリピーターが多い旅先のひとつ。「暮らす」という視点で綴られた青木由香さんの著書『暮らしの図鑑 台湾の日々』が2022年6月に発売。ガイドブックにはあまり載ってない、自然を感じる旅の風景に出合えます。

1回目「台湾の小菜、粉もの、フルーツ」を見る


ごっついハイキングコースを近所のおばちゃんがサンダル履きで登ってることも

 どれだけ山だらけかというと、標高3,000メートル超えの山が268座で、富士山よりも高い山は3座、台湾の真ん中にある玉山なんて、東アジア1の高さ。参ったか。

 都会の台北だって、山に囲まれている盆地だからか、天気予報も当たらない。電車で数分移動したら天気が真逆だったなんてよくあること。台北っ子はそれに慣れている。

 このサイズ感で盆地だと大自然も生活圏と隣接している。駅近で子供と登れるハイキングコースもあるが、ロープを掴んで登るようなごっついコースもあって、それを近所のおばちゃんがサンダル履きでやっている。どうか「また、おばちゃんか」と思わないで。だって、台湾は本当にそうなのだ。

2022.09.25(日)
文・撮影=青木由香