いよいよ夏本番、抜けるような青空と緑が眩しい季節の到来です。四季があり、自然の移ろいを感じられる日本には、この季節、この土地でしか見ることのできない絶景が数多く存在しています。

 そんな47都道府県の観光のプロがセレクトした、その地に息づく素晴らしい夏の景色をまとめてご紹介します。この先の旅の参考にどうぞ!

 今回は、関東エリアの夏の風景をまとめてご紹介します。

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

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◆茨城県

月待の滝

 月待の滝は、落差約17メートル、幅約12メートル、滝水が優しく流れる穏やかな滝。普段は二筋の夫婦滝、水が増すと子滝が現れ三筋の親子滝になることから、「子育て・安産・開運」にご利益があるといわれている。

 「別名『裏見の滝』『くぐり滝』とも呼ばれ、水に濡れることなく滝裏に入れる非常に珍しい滝です。マイナスイオンたっぷりなので、夏にオススメのスポットです!

 敷地内の『もみじ苑』さんでは、石臼挽き蕎麦、自家焙煎珈琲やスイーツ等をお楽しみいただけます」(茨城県庁 観光物産課)

月待の滝(つきまちのたき)

所在地 茨城県久慈郡大子町川山1369-1
https://momijien.com/
https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/tsukimachi_falls.html

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◆栃木県

スッカン沢

 スッカン沢は、塩原随一の美しい渓谷。輝く緑の森の中をスッカンブルーと呼ばれる青色の沢が流れ、神秘的な光景が広がっている。

 渓谷内には「素簾の滝」「雄飛の滝」「仁三郎の滝」といった、清流を満喫できるスポットが数多く点在し、清涼感に包まれながら非日常の世界を満喫できる。

 「スッカン沢を流れる水は、場所によっては青白く見えます。これは、スッカン沢が高原山のカルデラ跡を水源とし、鉱物や炭酸等の火山の成分が多く含まれている水が流れているためです。

 そのため、この沢の水は昔、辛くて飲めないことから『酢辛い沢』等と呼ばれていました。この呼び方がなまって、今の『スッカン沢』となったといわれています」(栃木県観光物産協会スタッフ)

スッカン沢(スッカンざわ)

所在地 栃木県那須塩原市湯本塩原
https://www.tochigiji.or.jp/spot/s23716

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◆群馬県

嬬恋村のキャベツ畑

 嬬恋村は標高700~1,400メートルの高原地帯にあり、夏場でも15~20度と気温は冷涼。この気候がキャベツ栽培に適していることから、嬬恋村では夏から秋にかけてのキャベツ栽培が盛んで、爽やかな夏空の下に広がる緑鮮やかなキャベツ畑を目にすることができる。

 「嬬恋村は夏秋キャベツの産地として有名で、広大な丘陵地を埋め尽くす一面のキャベツ畑を望めます。

 吾妻川、国道144号線を挟む、広域農道つまごいパノラマライン北ルートとパノラマライン南ルートの両サイドの、緩やかにうねる緩傾斜地にキャベツが植えられており、浅間山と四阿山(あずまやさん)を背景に美しい景観を見せてくれます。

 収穫時期には、パノラマラインや国道沿いに立ち並ぶ直売所で、キャベツを中心とした高原野菜を販売しています」(ググっとぐんま観光宣伝推進協議会)

嬬恋村のキャベツ畑(つまごいむらのキャベツばたけ)

所在地 群馬県吾妻郡嬬恋村
https://www.tsumagoi-kankou.jp/

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2022.07.24(日)
文=CREA編集部