カルチャーとのつながりを音でも楽しめる!

 ヴーヴ・クリコは映画や文学、音楽など、さまざまな作品にも登場。

 古くはアレクサンドル・プーシキンやニコライ・コーゴリがその文学作品の中で触れていたり、映画で言えば、話題となった『ラ・ラ・ランド』や不朽の名作『カサブランカ』、ヒッチコックの『ロープ』などでイエローラベルのボトルを見ることができます。

 会場では、そんなカルチャーとのつながりを、さまざまな資料から知ることができます。すでに知っている作品も、ヴーヴ・クリコを意識して読み返したり、観返したりしてみると、新たな発見があるかもしれません。

ソレールを五感で楽しむ

 国際的に活躍する3名のアーティストが、ヴーヴ・クリコのソレール、つまりは太陽のように輝くブランドを、五感で楽しめるインスタレーションを制作。希望に満ちた楽観的な精神や、太陽の持つさまざまな側面を想起させる作品を会場で体感できます。

 例えば、フランスのアーティスト、モニーク・ フリードマンさんは、ゆるく織られた黄色のコットンと竹で組まれたパビリオンを制作。アートの中に入ってソレールを感じられる体験型インスタレーションになっています。

イエローカラーのオリジナルグッズを販売

 ブティックではオリジナルグッズを販売。トートバッグやアンブレラ、マグカップ、サングラス、カッティングボードなどバラエティに富んだアイテムが並びます。

 またヴーヴ・クリコの限定パッケージも購入可能。ギフトにも良さそうです。

併設のレストランでヴーヴ・クリコを飲む喜び

 ヴーヴ・クリコのさまざまな側面を知ったあとは、やはり実際に味わってみたくなりますよね。ご安心ください。会場にはレストランを併設。ヴーヴ・クリコのイエローラベルやローズラベルとともにシャンパーニュに合うフードを楽しめるんです。

 フードを考案したのは、外苑前にあるジャパニーズフレンチレストランJULIAのnaoシェフ。ヴーヴ・クリコにちなんだ音楽や文学、ポスターやメニューなどからインスピレーションを受けた特製フードとシャンパーニュとのマリアージュは、ここでしか体験できないもの。ブランドの歴史に思いを馳せながら、通常のレストランとは違う、特別な時間を過ごしてみてください。

会場は原宿駅の目の前です!

 数多くのアート作品を美術館のように鑑賞したり、博物館のようにシャンパーニュの歴史や知識を深めたり、はたまたビジネスや人生哲学について学んだり。

 さまざまな楽しみ方ができることも『ヴーヴ・クリコ ソレール カルチャー 〜太陽のように輝く250年の軌跡〜』の魅力。

 そして、なによりヴーヴ・クリコの250年にも及ぶ歴史や歩みを知ることで、その味わいがより一層奥深いものに変わりそうな展覧会なのです。

『ヴーヴ・クリコ ソレール カルチャー ~太陽のように輝く250年の軌跡~』

会場 jing/東京都渋谷区神宮前6-35-6
開館時間 展示会場11:00~21:00 (最終入場時間 20:00)
レストラン 11:00~21:00(L.O 20:30)
期間 開催中〜2022年7月10日(日)まで。無休
入場料 無料(入場は20歳以上可能)
入場方法 ヴーヴ・クリコ公式LINEアカウントから事前予約受付

2022.06.25(土)
文・写真=石川博也