◆米吾
「吾左衛門鮓 極上鯖」
とろけるような鯖が主役の山陰名物
職人が手作業で一本一本作り続けている、鳥取県米子が誇る押し寿司「吾左衛門鮓」。
昆布で巻いた鯖鮓は、江戸時代、廻船問屋の船子たちの弁当をもとに生まれた、伝統ある逸品だ。
昆布は北海道・道南産の真昆布を、一枚ずつ品質を確かめ、肉厚のものを厳選。
シャリは鳥取県産の米で、酢飯に大切な程よい粘りと弾力、そして酢に馴染みやすい特徴も併せ持っている。
米吾の押し寿司の中でワンランク上の「吾左衛門鮓 極上鯖」は、晩秋から冬にかけて水揚げされる寒鯖の中でも、特に大ぶりなものを使用。
脂がのったとろけるような鯖に、生姜を効かせ金ごまを加えた酸味まろやかな酢飯は相性最高で、思わず唸るおいしさだ。
2022.04.17(日)
文=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史