③GREENS
グリーンを間仕切りにして風通しのよい空間をつくる
｢写真右端のような葉が広がる植物は、背が低くてもボリュームがあり、間仕切りになります。目隠しにするなら背が高いものを。中央の枝が細く小さい葉が集まっているものは圧迫感がなくて◎｣(荻野さん)
間仕切りや目隠しに使うグリーンは、背の高さ、葉の付き具合や大きさがポイント。扉がある場所でも、グリーンで空間を仕切ると抜けや奥行きが生まれ、換気もできて快適度がアップ。
｢写真のように、部屋の境界線に思い切ってグリーンのコーナーを作ってみるのもおすすめ。背の高いものは1つぐらいにして、サイズの違うグリーンを並べるとメリハリが出ます｣(荻野さん)
植物の生命力やみずみずしさはもちろん日々の生活に潤いをもたらしてくれる。
◆1 ブランケット
ザ･テイストメイカーズ アンド コー
電話番号 03-5466-6656
https://thetastemakersandco.com/
④FLOWER
複数の一輪挿しに生けて花を部屋の差し色に
「部屋の中に、花が一輪でもあると暮らしに潤いを与えてくれます。花器に一輪ずついろんな花を生けても華やぎますし、なかには花を入れずにオブジェとして楽しむものがあってもいいでしょう」(荻野さん)
3：フラワーベース 直径6×H10cm 3,740円／ラ･スフルリー(エイチ･ピー･デコ)
4：ソリティアベース 直径5.5×H12cm 3,850円／ホルムガード(ノマド)
◆1,2,5 フラワーベース(参考商品)
1：フリルが印象的でオブジェとしても美しい。
2：光が当たったときの影も楽しいストライプ柄。
5：赤い花が映えるまさに“茶色の小瓶”のようなレトロなフォルムが魅力的。
パート オブ ネイチャー
◆3 フラワーベース
手吹きならでは温もりのある風合い。
エイチ･ピー･デコ
電話番号 03-3406-0313
https://www.hpdeco.com/
◆4 ソリティアベース
細長いネックが洗練されたアレンジメントを演出。
2022.03.16(水)
Text＝Chiaki Tanabe(Choki!)
Photogprahs＝Isao Hashinoki
Styling＝Reiko Ogino
CREA 2022年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号
CREA 2022年春号
あたらしい暮らし 楽しい暮らし
特別定価880円
「CREA」2022年春号の特集は、「あたらしい暮らし 楽しい暮らし」。激動する時代の中“楽しい暮らしの正解”はなくて、きっとそれは百人百様。でも人生100年時代となり、キャリアがマルチステージ化していくと言われる世界を、自分らしく楽しむためには、自分の中に「種」を持っていたい。今すぐじゃなくても、ちょっと先の未来に芽が出るような、小さくても、強い種を――。
