ディープな久米島を味わうホームビジット体験
![久米島で採れたバナナやパイナップルなどのフルーツと、RIMIさんお手製のシークワーサーのシロップ漬け。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/0/1280wm/img_b0445de7448bf1a1b29ff717909b8ab3101337.jpg)
久米島を堪能するなら、島のディープな魅力に触れるホームビジットがおすすめ。島民の家庭におじゃまして一緒に日常生活を過ごすことで、島の文化や習慣に触れられる。
どんな交歓プログラムが体験できるかは、家庭によってさまざまだ。一緒に料理や食事をしたり、伝統芸能を楽しんだり、あるいは名所や遺跡めぐりのプログラムも。
島民の人々との交流を通して、住んでいるからこそ知る島の魅力や、ガイドブックなどでは得られない情報など、滞在をより楽しめるようなヒントをたくさん聞けるはず。
![自宅で英会話教室を開くTOMさんと、ゲストハウスを担当するRIMIさん。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/8/1280wm/img_988ca0a8cc7820b95fe75e824c549e73128202.jpg)
ホームビジット滞在先の一つ、TOMさんとRIMIさんご夫婦のお宅では、日常生活を体験したり、海遊びや農業体験をしたりと、たくさんの島遊びが楽しめる。
ニューヨーク出身のTOMさんは、自宅で英会話教室を営みながら、牛の飼育や洞窟のツアーガイドなど種々の仕事を行っている。家の前の丘を開墾して造った広場には、手造りの木製テーブルやチェアー、ブランコがあり、どれも本格的な出来栄えだ。
RIMIさんは主にゲストハウスを担当し、料理や島散策、島の植物を使用したクラフト体験などを楽しませてくれる。テーブルコーディネートを勉強したというRIMIさんお手製の料理はプロさながらの美しい盛り付けで、料理が並ぶとテーブルが一気に華やかに。
![完成したばかりのナチュラルリーフを手にするRIMIさん。ご自宅のいたるところに、RIMIさんが手作りした籠など、おしゃれなクラフトが見られる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/1280wm/img_1b1583f0077b1a5ae7f9465dae51a773160823.jpg)
![ご近所さんからいただいたというマーニを使用した、ナチュラルリーフクラフトを体験。葉を一枚一枚編んでいきます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/e/1280wm/img_be0026126a29a170478f48a6bc3cb2f4126387.jpg)
普段から1人旅や家族連れの観光客、海外からの留学生など、多くの人々を受け入れてきたそう。
「久米島に来た方が、初めての体験をしたときに感動する様子を見て、当たり前のことが当たり前でないことに改めて気づかされます。せっかく来たのなら、ここでしかできない体験をしてほしいですね」(RIMIさん)
久米島の温かい人々との出会いや交流が、心をじんわりほぐしてくれる。
![TOMさんとRIMIさんご夫婦。久米島での滞在を満喫するプランをたくさん用意してくれる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/8/1280wm/img_083918b229eda293ff82937068a6f6a0118788.jpg)
久米島の旅あそび
ホームビジット
所在地 沖縄県島尻郡久米島町字西銘800
電話番号 080-6597-3994
営業時間 昼の部 10:00~14:00頃、夜の部 16:00~20:00頃 ※時間は応相談
料金 1名 5,500円 ※1人参加の場合は、8,800円。
https://kanko-kumejima.com/asobi/plancategory/home-visit/
https://www.kume-homestay.com/
2022.02.18(金)
文=佐藤由樹
撮影=深野未季