腕によりをかけた手料理を自慢の器にセッティングしたのに、何かが足りない――。

 パーティを開くたびにこんな悩みを感じているのなら、それは器の選び方が間違っているのかも。

 実は集いの器には、適したサイズや形など、ちょっとしたルールがある。

 それさえ守れば、料理に手間をかけなくても、多種多様な皿がなくても、おもてなし度はぐっと上がるのだ。

 今回は深めの大皿を紹介。

» 第2回 耐熱の器

こんなに大きくてこの値段!? 民藝&アジアの皿が狙い目

 大皿って高そう……と躊躇する人は、民藝やアジアの器を狙ってみては? 日本の地方の窯元が作った器や、タイ、ベトナムなどの器は驚くほどリーズナブル。おおらかで、どこかモダンな色柄は、食卓の主役にもぴったり!

ベトナムの器

 立ち上がりがあると、汁物も盛りやすい。ベトナムの器 直径 30×高さ 8.5cm ¥3150/アジアンフレンチ

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2013.08.04(日)
composition:Noriko Ichida
text:Noriko Ichida
photographs:Takeharu Hioki
styling:Yuko Magata

CREA 2013年8月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

聡明な女は“週末料理”がうまい!

CREA 2013年8月号

2013年版
聡明な女は“週末料理”がうまい!

特別定価 690円(税込)