話題の新店が続々と誕生した2021年。「これ、食べてみたかった!」と喜ばれる甘いギフトを、スウィーツコーディネーターの下井美奈子さんがセレクトしました。2022年に弾みをつける逸品ばかり。
» 2021-22 スウィーツニュース(2)「焼き菓子トピックス」もチェック!
行くだけで気分が上がる!
![「レガレヴ」旬のフルーツを使うタルトは毎朝焼き上げる。右から:洋なしのタルト、ルバーブとオレンジのタルト 各430円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/6/1280wm/img_b6070e0e83bc1425415222c15a469e4e158508.jpg)
街に活気が戻りつつある2021~22年、スウィーツ界には魅力的なニュースが次々飛び込んできました。感度の高い甘いもの好きには、新店のアイテムが間違いない、と断言できます。
そんな新店でギフトを選ぶなら、あえて定番スウィーツがおすすめ。おなじみのアイテムがどこまでもスタイリッシュに再構築されているのです。
![「teal」チョコレートバー(4個セット) 2,108円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/f/1280wm/img_4f6519d1cdae407aa7a407f1fef5a9f9151696.jpg)
例えば、若手シェフが活躍する「teal」では、ちょっと懐かしいアメリカンなお菓子やチョコバーをフランス菓子の視点から解釈し、伝統的な製法で繊細な味わいを生み出しています。
また、フランスで長年活躍しているシェフが鎌倉にオープンした「レガレヴ」では、大きなシューにたっぷりとアイスクリームを詰めた新しい形のプロフィットロールが話題。冷凍でテイクアウト&配送でき、ギフトにもできます。
![「ラ・パティスリー by アマン東京」天然石のフォルムを生かした伊達冠石のカウンター。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/9/1280wm/img_698640bab14261e4d772b002ca08fdc5154784.jpg)
そして、これら話題の新店は、お店自体がうっとりするほど素敵! ラグジュアリーホテル「アマン東京」の世界初となるパティスリーは、地下通路に面していながら、そこだけが研ぎ澄まされた空間。天然石のショーケースはまるでジュエリーショップのよう。
![「teal」渋沢栄一の旧邸宅跡地でもある歴史的建造物。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/1280wm/img_28872a665489a1b0fd8c1f92bd4ed8ff171257.jpg)
![「teal」ジェラート ダブル 756円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/1280wm/img_9284587566011affe21c10e4c42f832090528.jpg)
「teal」は歴史的建造物の意匠に目を奪われ、ついジェラート(これも絶品)を片手にひと休み。
話題に事欠かないスウィーツの贈りもの。つい、自分の分もたっぷりと買ってしまうのが特徴かも。
2021.12.08(水)
Text=Minako Shimoi
Photographs=Wakana Baba
Styling=Yuko Magata
Cooperation=UTUWA
CREA 2022年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。