【2021年12月】悟明老師が占う開運行動

 心の平穏を保つには、“心のよりどころ”を持つことがとても大切です。

 この時期、寺社にお参りするなら、金融の神様である武財神が祀られている場所へ。

 台湾の廟の公式HPを開いてお参りするほか、日本の金運の神様のもとへ参っても。

 願いは必ず叶うという気持ちでお参りしてください。

 開運アイテムでは、元寶のチカラを借りましょう。

 元寶とは、中国の元朝以降、貨幣代わりに使われていた銀塊のこと。

 舟形の上に丸いものを載せた形をしていますが、馬の蹄にも似ていることから、日本では馬蹄銀、または銀錠(ぎんじょう)と呼ばれています。

 中華圏では、招財の風水アイテムとしておなじみで、さまざまなレプリカが手に入ります。

 日本でも、大手サイトなどで取り扱いがあり、中華圏の縁起物のなかでは、比較的入手しやすいアイテムのひとつです。

 ここでは、10個の小さめの元寶、または大きめのもの1つを用います。金色の元寶を準備してください。すでに手に入れている場合は、水で洗ってお清めを。

 これらをオフィスのデスクや自宅のサイドボードなど、よく目につく場所に、10個の場合は円形に並べて飾りましょう。

 ここでイメージしてほしいのは“財源滾滾”という言葉で表される、お金が途切れることなく入ってくる様子。

 金融を象徴する星の力が増すこの時期、その運気を享受できるよう祈ってください。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2021.11.30(火)
文=堀 由美子