自由に海外旅行を楽しむにはまだ少し時間がかかりそうです。今こそ、国内に目をむけて、すぐそばに広がる素晴らしい景色を楽しみませんか?
特集では、日本各地の観光のプロに聞いた、その地ならではの秋の絶景・風物詩をご紹介。
今回は、中部エリアの秋の景色をまとめてご紹介します。
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
◆新潟県
黄金の里
霊峰白山の入り口である五泉市蛭野地区は、県内でも有名なギンナンの産地。黄葉時期になると、集落のイチョウが一面黄金色に染まることから「黄金の里」と呼ばれている。
「樹齢200年から600年といわれる立派な巨木が、100本ほどあります。黄葉の見ごろは例年11月中旬から下旬になります」(「にいがた観光ナビ」PR担当スタッフ)
黄金の里(おうごんのさと)
所在地 新潟県五泉市蛭野地区
https://niigata-kankou.or.jp/spot/5663
◆富山県
二上山
2つの峰からなる標高約274メートルの二上山は、紅葉や月の名所として有名な、ドライブにもハイキングにも人気の山。
山腹と山頂を巡る8.4キロメートルのドライブウェイ「二上山万葉ライン」からは、能登半島と立山連峰を一望でき、また、山頂付近から麓に向かうように紅葉していく、美しい山の景観を楽しむことができる。例年の見ごろは11月中旬~下旬。
さらに、「二上山万葉ライン」は「夜景100選」の1つでもあり、昼夜問わず美しい景色が堪能できる。
二上山(ふたがみやま)
所在地 富山県高岡市二上
https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/archives/823
◆石川県
アメリカ楓通り
アメリカ楓通りは、金沢市役所前と金沢城公園玉泉院丸口の間にある並木道。全長約250メートルの直線道路の両脇には、モミジに似た葉を持つアメリカ楓が立ち並ぶ。
金沢市の中心にありながら交通量が比較的少ない、隠れフォトスポット。
秋になると、アメリカ楓の葉が、緑色からオレンジ色、そして赤色へと変化し、美しいグラデーションを描く。例年の見ごろは11月上旬から12月上旬頃。
周囲には兼六園や玉泉園など紅葉の名所がたくさんあるので、有名観光地と一緒に紅葉巡りを楽しんで。
アメリカ楓通り(アメリカふうどおり)
所在地 石川県金沢市広坂2-2
2021.11.03(水)
文=佐藤由樹