うだるような残暑は辛さで吹き飛ばしましょう! そこで、47都道府県の“ご当地”旨辛グルメを大特集。
今回は、東日本エリアの「ご当地カレー」を集めました。お好みを取り寄せてプチ旅行気分を味わって。
◆北海道
イシカン「イシカリー」
石狩の自然の幸BIG3を缶詰カレーに
山と海に囲まれた北海道石狩市の特産品を生かした缶詰カレー。
実は、石狩市は日本における缶詰工場発祥の地。その歴史も広く知ってもらいたいとの思いでカレーを缶詰に入れたのだとか。
カレーは全部で3種類。元祖は「望来豚のイシカリー」で、北海道産の飼料によって育てられた望来豚は、あっさりとした脂身がポイント。野菜の甘みが濃厚でほどよい辛さのキーマカレーだ。
「タコのイシカリー」は石狩市北部に位置する浜益産のタコを使用。柔らかく煮こんだタコからはたっぷりのダシが出ており風味豊か。
「なめこのイシカリー」は、花畔で採れた大粒で食べ応えのあるなめこを入れてピリ辛に。つるんとした滑りがカレーと相性がいいとは新たな発見だ。
石狩の美味しい自然の幸を閉じ込めた個性溢れる缶詰は贈りものにもピッタリ。
イシカン
石狩観光センター、あいろーど厚田など石狩市内一部小売店などで販売(詳細はHP参照)。
電話番号 0133-67-3331
https://ishican.net/
※通販可
◆青森県
asian ethnic 弦や「清水森ナンバ グリーンカレー手作りセット」
伝統の唐辛子でホットでエスニックなグリーンカレー
旬の地場食材を多用する創作アジア料理店の手作りカレーセット。栽培から手掛けている唐辛子、清水森ナンバを使用したグリーンカレーペーストとココナッツミルク、レシピが入っている。
清水森ナンバは、津軽藩初代藩主の津軽為信公が京都から持ち帰って広めたといわれ、なんと400年以上もの歴史を持つ青森県在来種の唐辛子だ。
カレーペーストの材料となっているのは、おだやかな辛さが特徴の清水森ナンバのほか、タマネギやエビペースト、自社栽培しているレモングラスをはじめとしたハーブや香辛料。強い塩味とパンチの効いたスパイスの風味、ハーブの爽やかさが感じられるペーストをココナッツミルクと合わせることで、まろやかさとほどよい辛さがベストマッチ。
仕上げにはお好みでナンプラーや砂糖などを加えてもよいのだそう。また、カレーペーストはパスタに和えたりチャーハンやポテトサラダに混ぜ込むなどアレンジしても美味。あおもりふるさと食品コンクールなどでの受賞歴もあるご当地カレーをぜひ。
合同会社 弦や
所在地 青森県弘前市本町76-1
電話番号 0172-34-9951
https://www.genyahirosaki.com/
※通販可
2021.09.02(木)
文=Five Star Corporation
撮影=鈴木七絵、釜谷洋史