まだまだ続く、うだるような残暑は辛さで吹き飛ばしましょう! そこで、47都道府県の“ご当地”旨辛グルメを大特集。

 今回は、地元で愛される名店の「カレーパン」を集めました。

 1日3,000個以上売れると噂の伝説級カレーパンや、その土地の名物とフュージョンした変わり種カレーパンも!?


◆千葉県

Backstube Zopf「カレーパン」

ザクザク、アツアツの揚げ立ては至福の味

 パン好きの心を掴んで離さない松戸市のBackstube Zopf。「必ずお気に入りのパンが見つかるでしょう」 をコンセプトに、毎日約300種類のパンが焼かれていて、最寄り駅からバスで10分という立地ながら、連日お客さんで賑わう名店だ。

 なかでも「カレーパン」は、Backstube Zopfを代表するパンのひとつ。

 カレーパン専用に作ったというパン粉で揚げていて、ガリガリの食感が特徴。たっぷりと詰まったルーの具材には、ひき肉、フライドオニオン、金時豆、マッシュルームが入り、15種類の香辛料をブレンド。ほんのり甘めの生地と複雑に絡む芳醇なスパイスのコントラストが秀逸で、特に揚げ立ては格別に美味しく、一度食べたら忘れられない。

 2019年には東京駅構内にカレーパンの専門店をオープン。遠方から東京に訪れた人も新幹線に乗る前にお土産として購入しやすい一品だ。

Backstube Zopf

所在地 千葉県松戸市小金原2-14-3
電話番号 047-343-3003
http://zopf.jp/
※通販不可

◆愛知県

石窯パン工房 グランクレール「あっぱれ! おかざきカレーパン」

食べやすさも魅力のご当地カレーパン

 岡崎市に店舗を展開するベーカリーショップが地元食材を使用して生み出したご当地パン。

 何度も試行錯誤し誕生したのは、地元の八丁味噌と国産地鶏「おうはん」をカレーのルーに使用し、もっちりとした甘みのあるパン生地で包んだオリジナルのカレーパン。

 今までにないスティック型の形も食べやすいと評判になり、「ふるさと甲子園 カレーグランプリ2019年金賞」を受賞したのち、2020年には「おかざきめし」に仲間入り。

 お取り寄せは、自宅で揚げたてを食べられる「冷凍キット」と、レンジやトースターで温めるだけの「調理済み」の2タイプを用意。大人から子どもまで愛される、ほのぼのとした味わいのカレーパン。たくさん買って大勢で食べればさらに美味しさも倍増!

石窯パン工房 グランクレール(六ッ美店)

所在地 愛知県岡崎市赤渋町田中31-1
電話番号 0564-64-5660(本部)
https://saint-clair.co.jp/
※通販可

2021.08.29(日)
文=Five Star Corporation
撮影=鈴木七絵、釜谷洋史