中年の美容について!
このあとのテーマは、「中年の美容について」。スーさんは、メイクをしながら、カッサブラシで頭をマッサージしながら、そして「柿山のおかき」をつまみながらトーク。
リスナーにはおなじみ「ホワイトデーのお返しは必ず『柿山のおかき』」という逸話のTBSラジオ取締役の方が、番組開始前にさしいれとして「柿山」をお持ちになっていました。
リスナーの事前質問メールや生の質問を受けてスーさん堀井さんが語る形で、トークは盛りだくさんでしたが、たとえば以下のような感じです。(※会話の要旨です)
●メール「目の周りに土手をつくり目にバターを流し込む施術をやってみたいです」
スー「ギーね! アーユルヴェーダで、目の周りに小麦粉で土手作るの。その中にバターの油をドワーッ!入れて、目をパチパチするの」
堀井「目に油入れていいんですか!」
スー「そこから!?」
堀井「新しいのがいろいろ入って来てますからねえ」
スー「新しくないよ! インド何千年のものだよ!」
堀井「私ほんとに美容にうといんでー」
●撮影の「かわいいです」問題
スー「美容誌とかファッション誌とか、雑誌の撮影があると、カメラマンとかスタイリストとか担当編集の人も、みんな癖になってるんだろうけど、『きれいです!』とか『かわいいです!』とか声を掛けてくるの。何を言ってるんだと。48歳に、かわいいも何もないだろう。どんどん不安になっていくわけよ」
堀井「嘘だろうと。口だけだろうと」
スー「裸の王様にしようとしてるんだろうと。とりあえず掛け声は『大丈夫』にしてくれと言ったのよ。それでみんな『大丈夫です!』、『大丈夫です!』になった」
堀井「以前、『大丈夫です』に怒る方もいましたよ」
スー「選べるといいですね。私は『大丈夫』ボタンで! 『大丈夫』って言われたら安心します」
●メール「おばさんもカラコンつけるのが普通という時代が早く訪れてほしいです」
スー「堀井さんカラコンだもんね」
堀井「そうですそうです」(その場でコンタクトレンズを眼から外そうとする堀井さん)
スー「やめなよ!! なんでそんなところで取るの!!」
堀井「今みんな引いたね~。私、あれなんですよ。グリーンなんですよ目が」
スー「ヘーゼルナッツみたいな色なんだよね」
堀井「後輩も私がつけてることは知っていて、『堀井さん、イタい』と思ってるかも知れないけど、どーうでもいいですね」
スー「どうでもいいよね」
堀井「正々堂々とつけています」
スー「ただ、イタいやつはある。サークルレンズでもなるべく大きくないやつがいいよね」
●メール「きたるべき10年、美容や健康のために何をしたいですか?」
スー「老けとか年齢とか気にしないで生きていこうなんて、こまっしゃくれたことはいいません。抗っていきましょう。シワができたら落ち込むし。自然のままがいいとは思わないですね。やれることはやりますよ、美容外科とかも含めて。やったときには報告します。(フェイスリフトの)糸入れましたって。ジャムおじさんに糸入れてもらったって。一緒に抗って参りましょう」
ジャムおじさんの名前は、イベント直前に公開されたEp.55、アンパンマンのようなほうれい線の話題のとき、美容整形的な技をする人の隠語として出てきたものです。
いつものポッドキャストと同じスピード感で、二人のトークは盛り上がります。
事前のメールだけでなく、ZOOM上で質問したい人の「挙手」マークもたくさん。
堀井「たくさんの人が手を挙げてくれて、愛おしいですねえ」
2021.10.22(金)
文=CREA編集部
撮影=深野未季