姿勢が重要な理由を知って、まずはセルフチェック!

1.運動をしてもやせられない。その原因は正しい姿勢ができていないから

 やせるために一念発起。苦手な運動に毎日取り組んでいてもなかなか成果が出ないのは、実は姿勢のせいかも。「ウォーキングなどの有酸素運動でも、筋トレに代表される無酸素運動でも、やった分だけの効果を得るには体を正しく使うことが重要です。そのためにぜひ取り組んでほしいのが姿勢の改善。正しい姿勢で運動すれば、関節や筋肉が正しく使われ、運動効果がぐんと高まります」。

2.クルム伊達公子選手のアラフォーでの躍進のカギも“姿勢”だった

 プロテニスプレーヤーのクルム伊達公子選手は昨夏からR-body projectに通い、42歳にして完全復活。全豪オープンでは最年長勝利記録を更新した。「伊達選手ほどのトップアスリートでも、トレーニングの最初にするのが姿勢のチェック。伊達選手は肩が前に出ていたので、その改善に取り組んだところ、肩の動きやテニスに必要な捻りの動きがスムーズになり、パフォーマンスがさらに向上しました」。

3.30代の2大悪姿勢、“反り腰”と“猫背”ではやるべきトレーニングが違っていた!

「反り腰TYPEは、骨盤が前傾することで硬くなる脚の付け根の筋肉を伸ばし、腹筋をつけてお腹を固めること。猫背TYPEは、硬くなった太もも裏の筋肉を緩めつつ、肩甲骨を中央に戻せるよう、胸を広げるトレーニングを」。

セルフチェック
 骨盤の前と後ろの出っ張り(上図参照)を指で押さえたとき、その幅が指2本分より広ければ反り腰TYPE、近ければ猫背TYPE。

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2013.05.27(月)

CREA 2013年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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