丹波が誇る和栗も持って帰りたい!

 丹波の和栗といったら、全国の和菓子店やパティスリーで使われている高級素材です。

 少し大きいけれどお土産にしたいのはケーキ(軽いです!)。カステラのようにふわっと軽く、なんだか懐かしい味わい。冷やして食べるとますますしっとりします。

 姉妹品に丹波黒豆ケーキもあるので食べ比べも楽しそうですね。

 また、栗をそのまま瓶に詰めたような濃厚さを誇るのが、栗のジャム。

 その味の豊かさはさすが丹波! 生クリームとこのジャムだけでも素敵なデザートになりそうです。

憧れの松茸もお土産にできます

 自然環境に恵まれた丹波の森のなかでも、高級食材の頂点なのが松茸。松茸自体は旬が限られていますし、料亭などにいってしまうので、あまり出回るものでもありません。

 しかし、現地では松茸の加工品も。

 綾部市西町に実店舗を持つ「寺を商店」は地元の食材を使ったアイテムを揃えています。

 こちらは昆布と松茸を佃煮に。甘辛く煮つけながらも松茸の風味を感じられるひと品です。薄くて軽いから、持ち帰りも楽ちん。

 もうひとつ、きのこといえば、しいたけ。南丹市のしいたけを使ったポタージュは、キノコのうま味がみっちり満ちたスープ。プリッとしたしいたけもごろりと入っています。

 化学調味料を使わない自然な味で、しっかりしたとろみがあるため、パスタやリゾットのソースにも使えます。

2021.03.18(木)
文=CREA編集部
撮影=佐藤 亘