忘れちゃいけない！ 丹波・和知の栗
ブランド栗の代名詞ともいえる、丹波の和栗。
生産量が少なく、一般家庭に流通するほどはありませんが、プロが選ぶ栗としては有名です。特に近年は、収穫した栗を氷温で保管する方法を開発。虫食いを予防できるだけでなく、2週間ほどおくことで、でんぷん質が糖に分解され、甘みがぐっと深まるので、ますますおいしくなっているといいます。
丹波、その中でも和知エリア(合併により現在は京丹波町)は、1日の中で寒暖差があり、朝晩に濃霧が出る幻想的なエリア。
さまざまな農作物がおいしく、大きいことで有名ですが、栗もまた、大きさ、味の濃さ、甘みが秀逸です。
地元でも人気のパティスリー、「bio sweet's capocapo 菓歩菓歩」では、和知栗の名生産者、「丹波マロンファーム」山内善継さんが作る栗と出合い、その味わいを活かしたモンブランを作りました。
「初めて食べたときは驚きました。大粒で、濃く、味のブレがない。日本一の栗だと胸を張れます。おいしい栗はこねくりまわさず、ストレートに味わってもらうのがベストだと思い、シンプルなモンブランを作ったのです」(代表・石橋香織さん)
うれしいことに、このモンブランはお取り寄せも可。できたてを冷凍したものを2個セット(1,800円)で送ってもらえるのです。
ほかに同じ栗を使ったタルトやシフォンロールケーキ、パウンドケーキなどもあり、京都、丹波の魅力をおうちで味わうのも、また最高！
bio sweet's capocapo 菓歩菓歩
所在地 京都府船井郡京丹波町坂原シヨガキ16
電話番号 0771-84-0959
営業時間 11:00～19:00
次回は、海の幸、でも実は山の幸も大充実の【海の京都】編をお届けします。
2021.03.14(日)
文＝CREA編集部
撮影＝佐藤 亘
