カメラが回っていない時は 柔らかい気持ちでいたい
役への迷いはあったものの、初の単独主演に対するプレッシャーや気負いは一切なかったという。
「正直なところ、“主演だからこうした”みたいなこともまったくないです。強いて言うなら、差し入れをたくさんしたくらい(笑)。
意外と主演の時も、そうでない時も、やることは変わらなくて。今までも現場で潤滑油的な存在でいることが多かったですし、どちらかというとスタッフ陣や共演者の方々とコミュニケーションを取りながら、みんなで作り上げていくほうが好き。
やっぱりピリピリはしたくないんです。どんなにきついシーンを撮っていても、カメラが回ってない時は柔らかい気持ちでいたくて。
今回は閉鎖的な空間でシリアスなシーンも多かったけれど、すごくニコニコ撮れていたなとは思います」
2020.09.19(土)
文=菅野綾子
撮影=永峰拓也
スタイリスト=檜垣健太郎(littlefriends management)
ヘアメイク=木村チカ(tsujimanagement)