ビーチでは 自由気ままなサルの姿を楽しんで
さて、今回のビーチは、伊豆半島の西伊豆を海岸線に沿って下り、途中で立ち寄った波勝崎。
海辺にある「波勝崎モンキーベイ」には、野生のニホンザルが約300匹、暮らしています。
波勝崎苑は1957年にオープン、けれど観光客が徐々に減少し、2019年9月に閉園に追い込まれました。
そこで「ニホンザル300匹を救え」と、クラウドファンディングで資金を集め、みごと目標金額を達成。2020年5月に「波勝崎モンキーベイ」として再始動しました。
通常の動物園ならば、オリの外からサル山を見学しますが、ココでは人間がサルの生活の場に入れてもらうシステム。
ビーチの縁にごろりと寝転んだ母ザルを子供が毛づくろいしていたり、小石の合間にはまった餌を食べていたり。
自由気ままな彼らの姿に、ほっこりすることでしょう。ただし、餌の時間はちょっとしたバトルですが。
波勝崎
●アクセス 東京から車で約3時間30分~4時間
Column
古関千恵子の世界極楽ビーチ百景
一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!
2020.07.18(土)
文=古関千恵子
撮影=Michika Mochizuki
モデル=Mika Furuya