ビーチでは 自由気ままなサルの姿を楽しんで
![駐車場から坂道を下りて、サルたちの浜へ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/c/-/img_4c8751b854d729883bbdce60ca814234150782.jpg)
さて、今回のビーチは、伊豆半島の西伊豆を海岸線に沿って下り、途中で立ち寄った波勝崎。
海辺にある「波勝崎モンキーベイ」には、野生のニホンザルが約300匹、暮らしています。
![仲間同士で毛づくろい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/e/-/img_5ee1a8a775d8d7054cd94ee5f39b7bc2177283.jpg)
波勝崎苑は1957年にオープン、けれど観光客が徐々に減少し、2019年9月に閉園に追い込まれました。
そこで「ニホンザル300匹を救え」と、クラウドファンディングで資金を集め、みごと目標金額を達成。2020年5月に「波勝崎モンキーベイ」として再始動しました。
![60年以上、サルたちの楽園だった浜。一度クローズしつつも2020年5月再スタート。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/b/-/img_ab6cb37f25813ffb6f8701f52a313c45127407.jpg)
![太古の昔、熱水によって黄白色に変化しているこの界隈の岩。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/6/-/img_266c94751b6ea99141714f5878a70e6a144760.jpg)
通常の動物園ならば、オリの外からサル山を見学しますが、ココでは人間がサルの生活の場に入れてもらうシステム。
ビーチの縁にごろりと寝転んだ母ザルを子供が毛づくろいしていたり、小石の合間にはまった餌を食べていたり。
![餌の時間が近付くと、建物の前に集まり、にわかに戦闘モードに。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/7/-/img_97ba4bf11c558c91d67d2b60d0df2c3a217216.jpg)
自由気ままな彼らの姿に、ほっこりすることでしょう。ただし、餌の時間はちょっとしたバトルですが。
波勝崎
●アクセス 東京から車で約3時間30分~4時間
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
古関千恵子の世界極楽ビーチ百景
一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!
2020.07.18(土)
文=古関千恵子
撮影=Michika Mochizuki
モデル=Mika Furuya