テレワークなど日々の生活が変わっている昨今。「肩こりがひどい」「よく眠れない」なんてことが。そして、常につきまとう「痩せない」という永遠の悩み……。
ストレスシティ東京は頼れるマッサージや鍼灸を施してくれるスポットの宝庫。不調や未病といった悩みに向き合ってくれます。
ここではゴッドハンドと呼ばれるかたがたを訪ね、その秘密をレポート。また、ご自身が頼りにされている鍼灸院を、リレー形式でご紹介。今回が最終回です。
気持ちよすぎる経絡リンパマッサージが評判
今回のゴッドハンドは「自然なからだ」院長の手塚幸忠先生が頼りにする、「銀座ナチュラルタイム」グループ総院長の渡辺佳子先生。
西洋と東洋の両医学を融合させた「経絡リンパマッサージ」の第一人者であり、今では当たり前になった、鍼灸マッサージと美容を繋げたパイオニアです。
「経絡リンパマッサージ」とは、体を巡る気の通り道「経絡」と、老廃物や不要な物を排泄する「リンパ」の流れを改善する施術。やさしいタッチで体に手を滑らせ、必要な経絡やツボを押すなどして、全身の巡りを良くしていきます。
その気持ちよさといったら!
まさにゴッドハンドここにあり。
「銀座ナチュラルタイム」では、この「経絡リンパマッサージ」をメインに、鍼灸やオイルマッサージ、吸角療法などを組み合わせ、それぞれの患者に合わせたコースをプログラム。
不調の改善と美容を同一線上に捉えているのも大きな特徴です。
例えば、すごく肩が凝っているのに、顔だけケアをしてもそれは表面的なことでしかなく、実際に効果も出にくいものです。
コリや痛み、むくみ、疲労感、肌荒れなど、何らかの症状があるなら、東洋医学では施術の対象。
肌トラブルも、その延長線上にあると考えます。
「“本当の美人はツボなし美人”と言いますが、これは、どのツボを押してもまったく反応が出ない“完全無欠”状態のこと。
今の時代、普通に社会生活をしていたら、まずありえないことで、ツボ押しやマッサージで痛い、痛気持ちいいと感じるなら、それは施術が必要な状態ということです」(渡辺先生)
2020.06.17(水)
文=伊藤由紀
撮影=佐藤 亘