プロカメラマンが使用感をレポート

 今回、「CREA」でもよく撮影している女性カメラマンさんに協力してもらい、1日「iNSPiC REC」を使っていただきました。

 普段は一眼レフを使っているカメラマンさん。さて、どのような写真が撮れるのでしょうか……?

 手始めに、ある花壇を撮影してみたところ、被写体との距離が近すぎてピントが合わず、ぼやけてしまいました。

 写真(上)のように、50センチほど離して撮ると、写真(下)のように綺麗に撮ることができました。

 このくらい鮮やかにハッキリと撮れていたら、インスタなどのSNSに載せるには問題なし! 高性能化が進むスマホカメラにも引けを取りません。

 ここで気になったのが、構図の決め方。四角い穴を覗きながら撮るため、大体これくらいかな? という感覚でシャッターを押すしかありません。

 すべて自分の感覚任せですが、画像を確認するまでどのように撮れているのかわからないというワクワク感を楽しめます。

 ということで、カメラマンさんには目に入ったものをどんどん撮っていただきました。

 オブジェやカフェのショーケース、そびえ立つ高層ビル……。

 色々なシチュエーションで撮影してもらったところ、「食べ物や花の接写はピントが合いづらいため、町並みや海、空などの風景写真の撮影におすすめ。例えば、キャンプやフェスなどのアウトドアシーンにはピッタリ」とのことでした。

 私の場合、カメラを向けられると緊張して顔がこわばってしまうことが多いのですが、「iNSPiC REC」なら、カメラを意識することなく自然な状態でいられました。撮られるのが苦手な人にも、抵抗なく使えるなと感じました。

 家族や友人との思い出作りにも是非活用してもらいたい1台です。

善村苑香(ぜんむら そのか)

最新家電の便利な使い方を紹介すべく、新商品発表会に通う家電女子。食べることが大好きで、最新の調理家電に注目している。趣味は読書と喫茶店巡り。

Column

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2020.02.23(日)
文=善村苑香
撮影 = 鈴木七絵