日本初上陸の名店も! 年に一度の“ショコラの祭典”
年に一度の“ショコラの祭典”として親しまれている髙島屋のバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」。今年も最新トレンドからこだわりの老舗はもちろん、世界のショコラが集結する。
前編は、日本初上陸の名店、一流ショコラティエと髙島屋の夢のコラボレート企画、ここならではの海外ブランドチョコの3カテゴリーをピックアップ。
1 日本初上陸のショコラ
フランスやアメリカで人気の名店が日本初上陸。
◆ジュリアン・デシュノ「カカオニブドラジェ」「プラリネアソート」

パリ郊外で人気上昇中のショコラティエ
数々の有名ショコラティエの下で修行を積み、選び抜いた素材を確かな腕で仕上げるパリ郊外に店を構える人気上昇中のショコラティエ。
産地にこだわったアーモンドやナッツを自店舗で挽いてローストした香りの良いプラリネは、口の中で香ばしく広がって風味豊か。ドラジェはカカオニブの苦みをミルクチョコレートと紫いもパウダーでコーティングし、飽きのこない絶妙なバランスに仕上がっている。
熱狂的な地元ファンも多いショコラティエの味を、フランスらしいシックなパッケージで。
Julien Dechenaud(ジュリアン・デシュノ)25159
◆ヴァンサン・ヴァレ「ビッグハートチョコ」「ハートチョコ」「キャラメルドーム アソート」

仏ロワール地方で大注目
若干27歳で「ワールドチョコレートマスターズ2015」の優勝に輝いた、今注目のヴァンサン・ヴァレが日本初上陸。
大きなハート型ダークチョコレートの中にラズベリー味のキャラメルドームを閉じ込めた手のこんだ逸品「ビッグハート」に、クランベリーのプラリネとストロベリー&ミントのキャラメルが本店でも人気のショコラ「ハートチョコ」。
代表作である「キャラメルドーム」は、フレッシュフルーツなどを使ったガナッシュと、ヴァレ氏本人が親指で描いた艶やかで美しい模様が特徴だ。
Chocolaterie Vincent Vallée(ヴァンサン・ヴァレ)
◆ジンジャー・エリザベス「カリフォルニアセレクション」

子どもにも優しい素材へのこだわり
アメリカのサンフランシスコに店舗を持ち、そこからほど近いサクラメントにラボと店舗を構えるジンジャー・エリザベス。自身も子育て中であることから、母親ならではの目線で作られているのが特徴だ。
子どもにも優しい素材へのこだわりを、女性ならではの感性でガナッシュに閉じ込めた。30社以上の契約農家から仕入れたミルク、フルーツ、ナッツ類、かんきつ類、などを使用するなど、地元である北カリフォルニアの素材にこだわってハンドメイドで仕上げている。
Ginger Elizabeth(ジンジャー・エリザベス)
◆オー ドワ ド ジャン・バール「ドワ ド ジャン・バール」

地方銘菓として愛されるスペシャリテ
ベルギーとの国境に近いフランスの街ダンケルクで1905年に創業したパティスリー。1958年に考案された「ドワ ド ジャン・バール」は、今では地方銘菓として愛されるスペシャリテ。
コーヒー風味のバタークリームをアーモンドとヘーゼルナッツ入りの生地で挟み、チョコレートでコーティングした風味豊かなチョコレート菓子だ。
Aux Doigts de Jean Bart Patisserie(オー ドワ ド ジャン・バール)
2020.01.22(水)
文=木間のどか