派手なポスターやお年玉袋は
春節前に必ず購入するアイテム
最後は台湾の方々が春節前に必ず購入するアイテムをご紹介いたします。
この時期の台湾ではスーパーや雑貨屋でも春節グッズが販売されるようになります。
その中でもお土産向きグッズは「春聯」や、お年玉を包む赤い袋こと「紅包袋」かと。
「春聯」とは玄関のドアなどに貼る、おめでたい字が使われた見た目も派手なポスターのようなもの。
達筆な字で「開運大吉」などと書かれたオーソドックスなデザインの物から、「百萬年薪(年収100万元)」や「今年一定要變痩(今年は必ず痩せます！)」などといった、ジョークのような目標が書かれたデザインの物まで、幅広く販売されています。
お年玉を包む「紅包袋」はその年の干支のイラストが入ったお子様が喜びそうな物から、苗字が書かれた物などバリエーション豊か。
値段は1袋50元前後(3～5枚入り)ですので、旅の記念として購入するのも良いかもしれません。
最も台湾を感じられる赤や金色に光る「お飾り」も、様々なデザインに溢れています。
提灯が何個も連なった吊るすタイプなど、じっくり探せば掘り出し物に出会えることも！
日本とは異なる新年の迎え方ですが、春節前の台湾は1年の中で最もパワーと元気が溢れ、迪化街は台北一の「パワースポット」に。
強い太陽の光が降り注ぐ夏の台湾もなかなかですが、赤やゴールドに包まれた幸せがたっぷり詰まった春節の街も、ぜひ訪れてみてください。
開催地 迪化街
開催日程 2020年は1/10(金)～1/23(木)の予定
交通 MRT北門駅3番出口から徒歩約7分
矢作 晃之(やはぎ てるゆき)
埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100％日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げおかげさまで10年を超えました。
現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!!
Column
台湾ぶらぶら食べ歩き
現地在住の日本人コーディネーター矢作晃之さんがお伝えする、台湾グルメてんこもりレポート！
高級レストランからB級グルメまで情報満載です。
2020.01.10(金)
文・撮影＝矢作晃之
