日常の小さな違和感を
独自の感性で味わう
穂村 弘
『鳥肌が』
 
歌人によるエッセイ集。
タイトル通り鳥肌が立つ話が並ぶが怪談ではない。
たとえばホームの列の先頭に立つと、後ろの人がよろけてぶつかって転落するかも……といったささやかな不安が語られる。
共感しつつ笑ううち、自分のもやもやも滑稽に思えてくるかも。
●教えてくれたのは……
瀧井朝世(たきいあさよ)さん
作家インタビューや書評を多く手掛ける。著書に書評集『偏愛読書トライアングル』(新潮社)、インタビュー集『あの人とあの本の話』(小学館)などがある。
 
秋の夜長に心を磨く読書で 
ちょっと夜ふかし
  
  
  
  
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- writer
- staff
- Text=Asayo Takii 
 Photographs=Wataru Sato〈still life〉
- category
 CREA 2019年10月号
 ※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
 
               
            

 
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
               
               
               
               
                



 
                 
                 
                 
                 
                 
                