パンを求めて全国を旅する「パンラボ」主宰の池田浩明さんと多彩な食べ歩きグルメが揃う築地へ。

 バゲット片手においしい流れ旅をしてきました。


#1 流れ旅準備

お気に入りバゲットを
手に入れて築地へ

 「バゲット流れ旅をするなら、バゲットにもこだわりたい」と、まずは東日本橋駅近くのBEAVER BREADへ。

 国産バゲット 300円が焼きあがる朝9時頃に訪れてから築地をめざす。

BEAVER BREAD
(ビーバー ブレッド)

所在地 東京都中央区東日本橋3-4-3-1F
電話番号 03-6661-7145
営業時間 8:00~19:00、土・日・祝日 8:00~18:00
定休日 月・火曜
https://m.facebook.com/beaver.bread/

#2 流れ旅スタート

 お気に入りのバゲットを持って、ぶらぶら街歩き。おいしそうなものを見つけたらバゲットにのせて、その場で食べる――。

 以前からやってみたかった“バゲット流れ旅”を叶えに、市場が豊洲に移転後もまだまだ活気にあふれる築地場外市場へ。

 築地は魚介類や肉類など、行く先々でおいしい出合いがあって、パンと一緒に食べたくなる和洋中のあれこれがたくさん。

 そして、世界中の観光客が集まる街だからでしょうか、そんな異色の食べ歩きをやさしく見守ってくれるような包容力を感じさせるんです

 みなさんもぜひ築地でパンの楽しみ方を広げてみてください。

2019.06.05(水)
Text=Mie Nakamura(JAM SESSION)
Photographs=Nanae Suzuki

CREA 2019年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

なんでこんなにパンが好き?

CREA 2019年6月号

おいしくて楽しくてみんなが夢中……でも
なんでこんなにパンが好き?

定価780円

毎日楽しめる、皆でシェアできる、そのままでも、調理してもおいしい、しあわせの香りがする……。パンってやっぱりいいですよね。それにしても、ブームが終わらず皆の心を掴んで離さないのはなぜ? そこで今回は、パンを愛する人たちに“好き”の理由を伺い、旬のトピックスを徹底調査。保存版のパンガイドができました。