“旅ノート”を書いて
もっと旅を豊かに

 旅の詳細を記録する“旅ノート”も一冊持参します。ノートはコンビニで買える無印良品のもので統一しています。

 雑に扱うこともあるので、ビニールカバーを付けて。ポケット部分にスタンプやペン、マスキングテープなどを入れておくと、使いたい時にすぐ取り出せます。

 旅ノートは、どんな人でもかわいく書けますよ。現に、私はイラストは全く描けませんが、ショップカードを貼ったり、スタンプを押したり(きれいに押せないとイヤな人は、スタンプ用の大きい付箋紙を持参)、旅程を書くだけでそれなりに見えます。

 また、チケット類や、食べ物に付いていたラベルやシールなども、賑やかに彩ってくれる素材。現地で買ったシールを貼ったりしながら、旅行中の夜にホテルで書いています。


 旅は、ほんの少しの工夫で、計画から楽しむことができます。旅ノートで思い返すのも贅沢な時間。2倍3倍、旅を豊かにしましょう!

柳沢小実 (やなぎさわ このみ)

エッセイスト。暮らしや旅の著書多数。 読売新聞“軽やか生活”(隔週水曜夕刊)、JR東日本“びゅうたび”などで連載中。最新刊は『40歳からの暮らし替え』(大和書房)、『考えない 探さない ラクして整う住まい考』(KADOKAWA)。
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