海外旅歴30年のエッセイスト、柳沢小実さんがおしゃれ&スマートな旅じたくのヒントを伝授。パッキングのコツや荷物の減らし方、洋服の選び方など、旅がもっと楽しくなるtipsを5回にわけてご紹介します。
パッキングは
コツを押さえれば楽勝!
海外旅行歴は、30年以上。5年ほど前から旅の頻度がさらに上がって、今年はプライベートと仕事合わせて、海外6回、国内10回ほど旅しています。
そのため、パッキングもお手のもの。毎回、旅じたくに関する自著を片手に、旅の前夜にささっと荷づくりしています。荷物は2泊3日でも2週間でもそこまで変わらなくて、お土産の量によって、スーツケースの大きさを変えています。
スーツケースの大きさは、数日の旅行や出張の際は、飛行機への機内持ち込みができて、電車の通路も通りやすい35Lサイズで。お土産の多い長期旅は、航空会社に預けられる最大サイズの86Lサイズを使っています。もしもこれからスーツケースを購入するのであれば、4輪のスーツケースが、腕に負担がかからなくて断然ラクですよ。
スーツケースのパッキングは、重いものが下(タイヤ側)に、軽いものが上にくるように入れるのが基本。まず洋服と下着をそれぞれケースに入れて、洋服を下側に入れます。
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その後、スキンケア&メイクアイテムと、健康グッズをその上に。どれも四角いケースを選ぶと、詰めやすいです。

そして、コード類など使用頻度の高いものは、間仕切りのポケットに入れて、取り出しやすくしておきます。帰りに荷物が増えることもあるので、できれば蓋側は半分空けておきたいですね。私は蓋側に、お土産梱包用の緩衝材やジップ袋などを入れています。
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2018.10.18(木)
文=柳沢小実
撮影=山元茂樹