『ひこうき雲』リリース
45周年コンサートに出演

 時計の針をだいぶ巻き戻すと、僕が初めてユーミンの実物を目にしたのは、10代の頃に観た、神奈川県民ホールでのコンサートでした。

 ものすごくスタイリッシュでしたね。後に、ピチカート・ファイヴの野宮真貴さんが七変化みたいな着替えを披露するわけですけど、それを先取りしていた。

 もう、ユーミンに目が釘付け。照明や美術を含め、他の舞台演出も相当レベルが高かったと思うんですけど、失礼ながら、そっちに関してはほとんど覚えてないぐらい(笑)。

荒井由実『ひこうき雲』(73)。オープニングを飾る表題曲の他、「曇り空」「ベルベット・イースター」「返事はいらない」など、名曲が満載。

 そんな経験を持つ僕にとって、最近、ものすごくうれしかった経験が、ユーミンのデビューアルバム『ひこうき雲』のリリース45周年コンサート「SONGS & FRIENDS」にゲスト出演者として招かれたこと。

 ユーミンとティン・パン・アレーに加え、井上陽水さん、原田知世さん、久保田利伸さん、それからSuchmosのYonceさんといった面々が顔を揃え、2018年春に行われたこのイベントの会場は、調布にある武蔵野の森総合スポーツプラザ。

 僕が歌ったのは、『ひこうき雲』の収録曲「ベルベット・イースター」でした。

 ユーミンの地元である多摩エリアで、彼女の名曲を歌うことができた。ものすごく感激しましたね。

横山剣 (よこやま けん)

1960年生まれ。横浜出身。81年にクールスR.C.のヴォーカリストとしてデビュー。その後、ダックテイルズ、ZAZOUなど、さまざまなバンド遍歴を経て、97年にクレイジーケンバンドを発足させる。和田アキ子、TOKIO、グループ魂など、他のアーティストへの楽曲提供も多い。2018年にはデビュー20周年を迎え、3年ぶりとなるオリジナルアルバム『GOING TO A GO-GO』をリリースした。
●クレイジーケンバンド公式サイト http://www.crazykenband.com/

Column

横山剣の「俺の好きな女」

東洋一のサウンド・マシーン、クレイジーケンバンドを率いる横山剣さん。その常人の域を超えた旺盛なクリエイティヴィティにインスピレーションを与える源泉のひとつが、魅力的な女性たちの存在。これまでの人生で恋し憧れてきた、古今東西の素敵な女性について熱く語ります!

2018.11.22(木)
構成=下井草 秀(文化デリック)