いよいよ実際にはじめてのRUNをスタート
3つのポイントに気を付けながら、ウォーキングを開始。ただ歩くだけなのに、正しいフォームを意識しながらだと驚くほどしっかりとした運動になる。そのまま10分ほど歩いたあと、いよいよラン開始。高橋先生の後ろについて走り始めると、二人ともにちょっと意外な様子。
「こんなゆっくりペースでいいんですか？」と声を揃える二人。
「よく驚かれます(笑)。今のペースは、だいたい1kmを6分半強で走っていますが、これで十分。このペースだと、こうやって話しながら走れるでしょ。余裕が残っているくらいがいいんです」
そのまま楽しく女子トークしながら走るうちに、あっという間に20分が経過。
「二人とも楽に走ってるね」と高橋さん。
「走れちゃうものですね」(本田さん)、「意外にもすんなり」(三竿さん)と、二人とも自分でも驚いた様子。
「全然、呼吸も乱れてないじゃない。たぶん、40分走っても同じような感想だと思いますよ。意外に簡単でしょう？ 決して頑張らず、こんな感じで大丈夫です。このペースで走っても、3回目までには60分くらい平気で走れるはず。定期的にちゃんと走れば、3カ月でフルマラソンも走れちゃうはずですよ」と高橋さん。
半信半疑の様子の二人に、高橋さんらしいポジティブな言葉が贈られた。
ゆっくりしたペースを守って長い時間走ること！
「こうやっておしゃべりしながら走れるくらいのスピードで十分。このスピードだって、同じタイムをキープできればフルマラソンを5時間台で走れるんだよ。ランニングは無理せず楽しくやって、きちんと継続すると本当にメリットだらけ。女性にうれしいのは、走れば走るほどびっくりするほどきちんとやせること。これほどダイエットに効くスポーツは見たことない」と高橋さん。
2012.06.15(金)
text:Naoko Arai
photographs:Asami Enomoto
hair&make-up:Maki Komori(Naoko Takahashi)
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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号
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