低カロ食と無理な小食が腸冷えを増長させる！
ダイエットといえば、まず思い浮かべる方法は低カロリーの食事と量の節制。実はこれが、腸冷えを招く落とし穴！
「カロリーは熱量の単位です。低カロリーのものばかり食べていると、代謝を上げたり、体を温めたりするのに必要な栄養も不足。体は冷えきり、ますます体脂肪が燃えにくくなります。さらに食事量を減らせば、食べ物が入ってこないために腸は動かず、固くなる一方です」(伊達先生)
いいものをよく食べ、腸が喜ぶ食材を加えれば腸の環境も好転。
「腸内環境を整える善玉菌は加齢とともに減少。また、消化や代謝を促す体内の酵素は、加工食品の食べ過ぎで消化に手間がかかり、無駄使いされています。善玉菌のもととなる乳酸菌や、食物酵素などをとれば助けになりますが、体を温める食品をプラスすることも重要です」(伊達先生)
ダイエットカウンセラー 伊達友美先生
管理栄養士、日本抗加齢医学会認定指導士。美しい肌と体形を手に入れる指導法でこれまで5000人の食事指導を行う。『食べて食べて若返る方法』(マイナビ)ほか著書多数
2012.01.17(火)
text:Kyoko Nagashima
photographs:Tadashi Shirasawa/Mami Yamada/Asami Enomoto/Hirofumi Kamaya
hair&make-up:Akiko Owada
food styling:Yuki Takahashi
CREA 2012年2月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号
CREA 2012年2月号
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