あのUCCの農園で
コーヒー博士になろう
ハワイ島コナへの到着は、朝10時過ぎ。滞在ホテルに向かうにもちょっと早い。
そこでまず訪問すべきは、コナ空港から車で約30分の場所にある「UCCハワイ」。
ハワイ島といえば、コナ、カウといった産地の名が冠されたコーヒーが有名ですが、UCCハワイでは、コナコーヒーの農園見学や焙煎体験ができるんです!
右:店内には、100%コナコーヒーが並ぶ。
ショップでは、100%コナコーヒーをはじめ、チョコレートスナックや、コーヒー豆用の麻袋を使ったオリジナルバッグなどを販売しています。こちらの農園で採れたコナコーヒーは、オンラインでの販売はありますが、ハワイではここでしか買えないので、お土産にも最適です!
また、コナコーヒー、アイスコーヒーの試飲もできるのですが、総面積約14ヘクタール(東京ドームの面積の約3倍)の農園を眺めながらの試飲はもう最高なんです。
農園見学ツアーでは、コナコーヒーの栽培方法を学べます。解説はもちろん日本語。
ツアーは、9時半、10時半、11時半、13時、14時、15時から開始され、所要時間は約15~30分。事前予約が必要です。参加費用は無料。予約はUCCハワイの公式サイトで。
右:色づくコーヒー豆。
広大な農園には、約1万5千本ものコーヒーの木が植えられているそうです。
ツアーでは、1本の木から何杯分のコーヒーが採れるのか学んだり、コーヒーの豆を触ったりと、見て、聞いて、触れるツアーとなっています。
そして、UCCハワイで最もオススメしたいのが焙煎体験です。オリジナルコーヒーを焙煎する体験ができるのは、コナでもここだけ。
右:生豆を焙煎機にいれます。写真/ハワイカメラガールズ
焙煎体験は、9時半、10時半、11時半、13時、14時、15時からの1日6回。事前に予約してくださいね。所要時間は約45~60分で、参加費は1名45ドルです。ツアー代には焙煎体験(ゲスト本人の顔写真があしらわれたパッケージの100グラム入りオリジナルコーヒー×2袋付き)と農園見学が含まれています。予約は、農園見学ツアー同様、UCCハワイの公式サイトから。
右:焙煎が終わったら、コーヒー豆を取り出して、冷ましながら混ぜます。写真/ハワイカメラガールズ
焙煎体験では、焙煎機に生豆を入れて、自分好みに焙煎していきます。
焙煎の加減は、浅めから深めの焙煎まで好みに応じて決められるのですが、オススメは、コナコーヒーの特徴を最大限に引き出した、シティーロースト。
浅めの焙煎では、酸味が残る味わいになり、深めの焙煎では、コーヒーの苦みが強調されてしまうそうです。
右:大人数でわいわい焙煎する様子。
焙煎が終わったら、コーヒー豆を取り出して冷まします。そしてその豆をパッケージに詰めると完成です。
パッケージは、事前に撮影してもらった写真が、袋のラベルになっているのです。文字も入れられるので、素敵な思い出の残るお土産になりますよ。
右:パッケージに豆を入れたらしっかり封をします。写真/ハワイカメラガールズ
いわゆるコーヒー豆の状態で完成ですが、リクエストに応じて豆を挽いてのお持ち帰りも可能です。
すべての工程が終わったら、パッケージの口を閉めてもらい焙煎体験終了です。好みの焙煎の加減で、自分の写真入りのパッケージで、オリジナルコーヒーをぜひ作ってみてください。ハワイでのとっておきの思い出になること間違いなしです。
UCC Hawaii(UCCハワイ)
所在地 75-5568 Mamalahoa Highway, Holualoa, Hawaii
電話番号 808-322-3789
https://www.ucc-hawaii.com/ja/
2018.04.27(金)
文・撮影=宮本紗絵(ハワイ州観光局)