ハーブの爽やかな飲み口が
集う人々を饒舌に、笑顔にする
クリスマス~年末年始、なにかと人をお招きする機会が増えるこのシーズン。みんなで過ごす時間は大好きだけど、毎回、趣向を凝らしたお料理やドリンクを用意するのはたいへん……なんていう声も聞こえてきそう。
そんな悩みを鮮やかに解決してくれるのが、「見た目の華やかさ・美味しさ・話題性」の三拍子そろったハーブリキュールでのおもてなし。
イタリア生まれの「カンパリ」&「アペロール」は、アペリティーヴォ(食前酒)の必需品として、年代を問わず、世界中で親しまれている歴史あるお酒。
バーやカフェ、レストラン、あるいは、自宅で。「カンパリ」や「アペロール」をベースにしたカクテルを飲み、食事の前のひと時を過ごすのが本場イタリアのスタイル。
複雑でいて爽やかな味わいが心地よく日中の緊張を解きほぐし、これから始まる食事への期待感を高めてくれる。
「カンパリ」の赤。「アペロール」のオレンジ。
テーブルを華やかに彩る2つのハーブリキュールがインスピレーションを刺激して、お料理のアイデアも次々に湧き上がってくるはず。
ハーブやスパイスを使った、少しビターでほのかに甘い「カンパリ」。
オレンジの甘さとハーブの爽やかさで口当たりのいい「アペロール」。
パーティーに招待した人が徐々に集まりはじめ、パーティーの準備が整うまでの間。2つのリキュールを使ったカクテルを振る舞えば、その鮮やかな見た目と複雑にして爽やかな飲み口が話題をさらい、集った人々の一体感を高めてくれるに違いない。
さらに、それぞれの味わいやカラーにヒントを得たフィンガーフードを準備すれば、もてなし上手としての格が一気に上がること請け合い!
◆「ネグローニ」のレシピ
■材料
・カンパリ:30ml
・ジン:30ml
・ヴェルモット・ロッソ:30ml
・オレンジスライス:1片
■作り方
(1) グラスに氷を満たし、材料を注いで軽くかき混ぜる。
(2) オレンジスライスを飾る。
2017.11.07(火)
取材・文=今富夕起
撮影=釜谷洋史