テーマは「食のサーカス」!
人気シェフが地元食材をフィーチャー

 往路では、人気シェフの感性と地元食材の融合が織りなすランチのコース料理を、復路はホテルメトロポリタン盛岡によるオリジナルデザートをゆっくりと楽しめるデザートビュッフェを展開。ランチコースを担当するシェフは年に2回、メニュー内容は4回替わり、繰り返し利用しても飽きがくることなく、季節ごとに乗車する楽しみも。

 2017年3月~9月のメニューを監修するのは、宮城県塩釜市出身で同市のフレンチレストラン「レストラン・シェヌー」を営む赤間善久氏と善太氏。父と息子で、新鮮な魚介類を活かした塩釜ならではのメニューを考案。コース料理は7月より刷新予定。ここでは3月~6月に提供されたメニューをご紹介。

アミューズ「エビとモッツァレラチーズのパートブリック包み 春の香り」。
前菜アソート(手前より時計回りで)「季節の野菜 ヴィネグレットソース和え」「三陸のウニのムース仕立て コンソメゼリー」「アスパラガスの塩茹で ムースリーヌソース添え」「ホタテ貝とカンキツ類のスモークサーモン巻き ガルシアシェフ(モナコ宮)への思い」。
メイン「川俣シャモ胸肉のローストとモモ肉の詰物 フォアグラのせ ササニシキのリゾット添え マデラソース」。
「シナモン入り クロタン・ココ」「レモンクリームのビスケット」などが詰められたプティフール。

 料理を引き立てるのは、東北全域の伝統工芸をモダンに昇華させた食器や調度品の数々。アルコールは、「青森シードル」、山形の「高畠ワイン」の赤と白がグラスで提供されるほか、ビール、ノンアルコールビール、コーヒー、紅茶、烏龍茶などソフトドリンクも揃う。

 7月からのメニューは、夏らしく、前菜とアミューズはさっぱりと食べやすい料理を中心に、メインとなる肉料理にはボリューム感をプラスしたとか。肉の味付けには山椒風味の砂糖が活躍。楽しい食感と、ぴりりと爽やかな山椒の味と香りが夏にぴったり。貝の殻や、トウモロコシの皮を用いるなど季節感のある盛り付けにも注目。

左:赤間善久(あかま・よしひさ)。「レストラン・シェヌー」オーナーシェフ。仙台ラインゴールド、精養軒にて調理の基本を、ポンパドール(横浜・元町)にてフランスパン、洋菓子を学ぶ。1975年渡欧。ホテル・メトロポール(スイス、インターラーケン)、コート・ドール(3ツ星、フランス、ブルゴーニュ地方)、ル・デュック(1ツ星、フランス、シャトー・レストラン)、ジュリウス(1ツ星、フランス、パリ郊外)にて研鑽を積む。1980年に「レストラン・シェヌー」を開店、現在に至る。
右:赤間善太(あかま・ぜんた)。オーナーシェフであり父の赤間善久氏の元で料理修業後、渡仏。ル・プレヴェール(フランス、パリ)でスパイスの魔術師フィリップ・ドラクルセル氏に師事。ル・セール(1ツ星、フランス、アルザス地方)にてフランスの伝統料理を学ぶ。2013年より「レストラン・シェヌー」スーシェフに。現在、調理場の指揮を執る。

 東日本大震災時には、自らも被災しながら炊き出しを続け、現在も復興支援イベントに参加する等、食を通して塩釜の活性化に貢献すべく活動を続けている両氏。今度は、「東北の食と旅を通して魅力を知って欲しい」とメニュー開発に余念がなかったとか。人気シェフの感性と地元食材の融合が織りなす期間限定のご馳走を、この機会にぜひ!

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2017.07.01(土)
文=吉村セイラ