プロバイダ料金も、もっともっとお得に!

 次にプロバイダ料金について考えてみましょう。住まいがマンションなど集合住宅の場合は、まずそのマンションが契約しているプロバイダがあるかを確認してみましょう。団体で契約できるものがあれば割安で加入できる可能性があります。

 マンションが契約しているプロバイダがない場合は「価格.com」で比較をしましょう。価格.com経由で申込みをすればその時に出ているキャンペーン割引を利用することができます。キャンペーン割引は詳細まで注意深く見るようにしましょう。キャンペーン割引の適用なしでも、マンションタイプの光回線は4000円程度で探すことができます。

 固定電話に関しては、プロバイダが提供している「IP電話」に切り替えると割安です。例えば、「フレッツ光」を契約する場合、「ひかり電話」を利用することができ、基本料金はルーター代も含めて1000円程度。現在の番号も電話機もそのまま維持できます。

 このように、ちょっと知っているだけで通信費は安く抑えられるものなのです。契約しているケータイプランやプロバイダ料金が分からないという人は一度確認してみることをおすすめします。毎月の通信費は携帯代が7000円、プロバイダが4000円、家の電話が2000円など多くても1万5000円以内に収めたいところです。家族で住んだり、ルームシェアなどをする人は、プロバイダや固定電話料金を人数で割れるようになりますね。

Column

花輪陽子の「大人のマネー塾」

大人の女性なら知っておきたいマネーの知識を、普通のOLからファイナンシャル・プランナー(FP)になった、花輪さんが教えます!

2012.02.20(月)
text:Yoko Hanawa
photographs:Atsushi Hashimoto