すっと吸収されるグロスは色も自然で◎
佳子 もう1つ、ビーガントリートメント リップグロスはどうでした？ アスタキサンチンの自然のオレンジ色をグロスに利用という。
E美 グロスというよりオイルっぽくてカサカサの唇につけた瞬間、吸い込まれます～。軽く柑橘系の香りがするけど、食事の邪魔になるような持続性や強さがないのがいい点。
I子 一見かなり鮮やかなオレンジだからつけづらいかと思いきや、実際唇にのせると、とても自然でこれ1本で血色良く見える効果が。
E美 私はこのオレンジ色が好きなので、逆にもっと発色すると嬉しいんだけど、自然の色だからこの程度の発色なのかな。サプリにもなる成分を色素に使うっておもしろい発想。
I子 色自体は主張せず唇をヘルシーに見せてくれるから大のお気に入り＼(^o^)ノ。ベタベタせず、すりガラスみたいな発色ですね。色のバリエーションが増えたら嬉しい。
E美 私は口紅を塗る時のベースとしても使ってましたが、表面に残ってデラデラ光るタイプではないので上からつける口紅がきれいに塗れたし、口紅の上に塗っても、乾燥が防げる実感ありで、しっとりが持続しましたよ。
I子 グロスとしての持ちがいまひとつなのは自然成分ばかりで、吸収されやすいためでしょうかね。でも色落ちしてもムラにならないし、体にイイものなので許せちゃいますが。
中身だけではなく、容器にもこだわる自然派化粧水
佳子 もう1つのモイストウォーターは？
E美 これは、白樺エキスそのまんま非加熱！
I子 フィンランドの早春の白樺の幹に穴をあけて採取した樹液なんですよね。驚いたのが、ボトルとレフィルに分かれていて、レフィルのパックをセットして使うという画期的構造。
佳子 中身を注ぐのではなくパックを装てん！
I子 液が外界にほとんど触れないという構造なので合成防腐剤なしでも大丈夫、かつエコというものすごいこだわりのシステムです。
E美 無臭で無刺激の化粧水だけど、しっとり、じっくり、どんどん肌が吸い込むのが気持ちよく、何度も何度もつけちゃいます。とろっとしてたので、ペタペタするのかな？ と思ったけどそうはならず、爽やかな保湿感で。
I子 てのひらでぐぐーっとハンドプレスすると肌の奥深くに浸透していき、内側からのふっくら感を感じますね。乾燥して粗くなったキメの間にも潤いが与えられて、もっちりと。
E美 これをたっぷりつけてその後オイルだけという夜ケアで朝までしっとり保てましたよ。
2012.02.08(水)
text:Keiko Watanabe
photographs:Hirofumi Kamaya
CREA 2012年2月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号
CREA 2012年2月号
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