前回のスタッドピアスに引き続き、最近、自分にフィットしていると思うジュエリーが、華奢リング。
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インパクトのあるバングルが好きなので、そのぶん手先は軽やかにまとめるのがちょうどいいバランス。あっちもこっちも大きなジュエリーにしてしまうと、まるで厚化粧をしている時のように老けた印象になってしまうんですね。
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読者のみなさんも、これから春夏になるとボリューム感のあるバングル使いが増えると思いますので、参考にしてもらえるのではないでしょうか。
目下の愛用リングは、ヴァン クリーフ&アーペルの「ぺルレ」。小さく連なった泡のようなピンクゴールドが、手元を女らしく艶やかに見せてくれます。華奢リングを選ぶ時には、繊細だからこそ吟味が必要。シンプル過ぎるものや細過ぎるものは、子どもっぽくチープに見えてしまうことがあるので、30代であれば、磨きが美しい、細工があるなど、ひと手間かかったクチュール感のあるものを選びたいですね。
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最近では、ヴァンクリ以外にもショーメやフレッド、デビアスなど海外のラグジュアリーブランドからも新作が続々登場。きっと、自分に合ったデザインが見つけられると思いますよ。
しっかりとしたつくりの華奢リングは、存在感があるので1本でつけても可愛い。といっても主張し過ぎることはないので、手持ちのリングとも合わせやすく様々な表情を楽しめます。
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ただし、細いぶん、手元のアラをカバーできるようなアイテムではないので、肌や爪はきちんと手入れしておくことが大切。細部にまで気を遣えてこそ魅力的に着けこなせるというところも、まさに大人のためのリングだといえるでしょう。
伊藤美佐季 (いとう みさき)
イタリアへ留学後、スタイリストに。ジュエリーディレクターとしても活躍。時代の気分を反映させた着られるモードを提案。
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Column
伊藤美佐季のFavorite Items
ジュエリーディレクター、スタイリストとして活躍する伊藤美佐季さんが個人的に気に入っているアイテムをご紹介!
2012.01.31(火)
text:Haruko Murakami