ブマコフ大使も開店祝いに駆けつけた
モルドバ共和国お墨付きのお店

 今まで日本では、あまり知られていませんでしたが、実はモルドバ共和国は、ヨーロッパ第7位の生産量を誇るワイン大国。

 紀元前5000年の昔、実はイタリアやギリシャよりも更に昔からワインが造られていたそうで、そのワインの魅力は漫画「神の雫」でも紹介されました。

 ワインの美味しい国なら、お料理も美味しいに違いない! ということで、各国料理好きの血が騒ぎ、オープンしたばかりの「マルツィショール」を訪問しました。

外堀通り沿いのビルの地下。異国情緒たっぷりの扉飾りに胸が高鳴ります。

 2016年9月23日にオープンした「マルツィショール」は、ブマコフ在日モルドバ大使も開店祝いに駆けつけたという、モルドバ共和国お墨付きのお店。日本で初めてのモルドバ料理とワインの専門店です。

 壁の飾りや、テーブルマットも本国から運ばれたもの。カウンターとテーブル合わせて15席の隠れ家風ワイン・バー&レストランは、銀座駅数寄屋橋方面の出口から5分の、ビルの地下にありました。

モルドバでは毎日の生活でこんな風にワインを楽しんでいるのだと思わせる壁の絵皿。
イタリアのプロセッコと同じシャルマン方式で造られたスパークリングは、綺麗な酸と優しい口当たりで、食前酒にも食中酒にもぴったり。「クリセッコ」の名は「モルドバの首都キシナウの近くにある街、クリコヴァのワイナリーで作られたプロセッコ」から。

 友人を待ちながら、本日のお通しのオリーブをお供に、フェテアスカ・アルバとマスカット・オトネルという2種のブドウで造られたスパークリング、クリセッコ(900円)をいただきます。

2016.11.07(月)
文・撮影=吉岡のの