深夜の東京には“どこでもドア”が開いている。中華、タイ、中南米、韓国、果てはボーダレスな店まで、異国への道は自由自在。今宵、ごはんで異郷の旅をしよう。時間など、忘れて。本気でお役立ちの「深夜でも鉄板で、おいしいエスニック」店を、一挙ご紹介!
◆ サイアム食堂【湯島】
新エスニックタウン・湯島で本場の味を
パッタイ(タイ風焼きそば・手前) 680円、パッホイラーイ(アサリの辛味炒め・右奥) 730円、ポピアッソ(生春巻き) 730円。辛さはお好みで調整可。
「料理はもちろん、タイ人の優しい笑顔に惹かれた」と話す、代表の粂川昌俊さん。本国からシェフを呼び寄せ、昨年7月に開業。カジュアル感を大切に価格は抑えつつ、豚足の煮込みなど手間のかかる料理も提供する。
日本人にもタイ人にも利用してもらえるよう、辛さは好みに合わせて調節。ドリンクは、都内では珍しいシンハーの生ビールや自らワイナリーを訪れたタイ産ワインを用意する。エスニック店が多い湯島エリアでも、深夜まで客足の絶えない、“旅感”満載店だ。
左:ワインもタイ産を揃える。グラス 680円~、ボトル 2,800円~。右:都内でも珍しい、シンハーの生ビールは、グラス小 500円、大 780円。
サイアム食堂
所在地 東京都文京区湯島3-34-9 川部ビル
電話番号 03-3836-2014
営業時間 日~水曜 11:30~22:30(L.O.)、木~土曜 11:30~翌3:00(L.O.)
定休日 不定休
座席 37席(うちカウンター5席)
メニュー ガイヤーン 780円、トムヤムクン 780円(以上税込)
URL http://www.siam-group.jp/
※カード利用不可、カウンター席あり
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- writer
- staff
- 文=木村千夏、山田貴美子
撮影=太田隆生、菅野祐二 - category
CREA 2015年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

