深夜の東京には“どこでもドア”が開いている。中華、タイ、中南米、韓国、果てはボーダレスな店まで、異国への道は自由自在。今宵、ごはんで異郷の旅をしよう。時間など、忘れて。本気でお役立ちの「深夜でも鉄板で、おいしいエスニック」店を、一挙ご紹介!
◆ サイアム食堂【湯島】
新エスニックタウン・湯島で本場の味を
「料理はもちろん、タイ人の優しい笑顔に惹かれた」と話す、代表の粂川昌俊さん。本国からシェフを呼び寄せ、昨年7月に開業。カジュアル感を大切に価格は抑えつつ、豚足の煮込みなど手間のかかる料理も提供する。
日本人にもタイ人にも利用してもらえるよう、辛さは好みに合わせて調節。ドリンクは、都内では珍しいシンハーの生ビールや自らワイナリーを訪れたタイ産ワインを用意する。エスニック店が多い湯島エリアでも、深夜まで客足の絶えない、“旅感”満載店だ。
右:都内でも珍しい、シンハーの生ビールは、グラス小 500円、大 780円。
サイアム食堂
所在地 東京都文京区湯島3-34-9 川部ビル
電話番号 03-3836-2014
営業時間 日~水曜 11:30~22:30(L.O.)、木~土曜 11:30~翌3:00(L.O.)
定休日 不定休
座席 37席(うちカウンター5席)
メニュー ガイヤーン 780円、トムヤムクン 780円(以上税込)
URL http://www.siam-group.jp/
※カード利用不可、カウンター席あり
2015.05.19(火)
文=木村千夏、山田貴美子
撮影=太田隆生、菅野祐二