(4) ルヌガンガではどの部屋を選ぶべきなのか?
部屋は計5種類6部屋があります。それぞれの料金と特徴は以下の通りです。
◆ Gallery Studio Suite 210ドル
ギャラリーとして使用されていた部屋で他よりも圧倒的に広いです。個性的なインテリアなので好みは分かれるかもしれません。リビングルームとなる広々としたロウワーギャラリーからは竹林と蓮池が見えます。ただし、日中は見学客から丸見えになります。
◆ Gate House 190ドル
2階建ての2階が部屋になっています。部屋からは芝生の庭が望めます。バランスがとれた部屋。ルヌガンガのスタッフによれば2番目に人気だそうです。
◆ Guest Room Suite 200ドル
本館にあるゲストルーム。部屋の調度品は最も洗練されていると感じました。ただし、部屋が若干こぶりに感じたのと部屋からの眺望は望めないことがマイナスかもしれません。
バワの自室はこの部屋の隣にありました。バワ本人の生活を実感したいのならこの部屋ということになります。
◆ Cinnamon Hill 190ドル
2部屋が繋がっている構造なのでグループにおすすめ。本館から歩いて数分のところにあるので、静かなルヌガンガでもさらに静かな環境にあります。
最大の特徴は湖を見下ろすオープンエアの簡素なリビングルーム。ただし日中でも蚊が出るのでファンを使用したほうがよいようです。夜はここでキャンドルのシャンデリアを灯してもらうと最高に美しいようです。
◆ Glass Room 180ドル
日本のガイドブックや雑誌などで最も大きく取り上げられており、一番人気のある部屋。ガラス張りの回廊がそのまま部屋になっており、自然との一体化が感じられます。蚊が入るかもしれない夕方以外は窓を開けておくと、外の音がよく聞こえてよいでしょう。
日中はルヌガンガで最も洗練された空間であるガーデンルームを眼下におさめます。弱点はこの部屋のみバスタブがない点と昼間は見学客がたくさん下を通り、写真を撮る点。
カーテンを閉めればプライバシーは確保されますが、この部屋の利点が損なわれてしまいます。ほかの部屋よりはやや狭いようですが、一人での利用では気になりませんでした。
2つの部屋に泊まり、残り3つの部屋を見させていただきましたが、それぞれの部屋に一長一短があり、どの部屋がいいと断言することは難しいと感じました。
部屋はとりあえずどこかをおさえておき、現地に到着した時点で予約のないほかの部屋も見せてもらい、そちらのほうがよければ変えるということもできそうです。
(5) ルヌガンガでの食事は?
上にあげた料金はすべて朝食込み、サービス料、税金込みの値段です(クレジットカード払い可)。ハーフボード、すなわち夕食をつけると1人につきプラス12.5ドル、フルボード、つまり昼食と夕食両方をつけるとプラス25ドルです。
ウェルカムドリンクとしてレモネードが出ますが、これは滞在中約3ドルで頼めます。ビールはスタッフが買ってくるという形で事前にオーダーすると飲むことができました。ライオンビールのラガー大型ボトルで430ルピー。
飲み物の持ち込みはできるようなので、厨房内の冷蔵庫で保管してもらうとよいでしょう。
2016.07.25(月)
文・撮影=橋賀秀紀