個々の利用者が理性的に判断して利用していくべき段階へ
11月に入り、新型コロナウイルスの感染者数が急増して、賛否両論が飛び交うGo Toトラベルキャンペーン。現在、札幌市と大阪市はGo To トラベル キャンペーン一時除外、東京発着の旅行については、65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人に一定期間、自粛を呼びかけています。
Go To トラベル キャンペーンを利用する場合は、移動した先でどのような行動をするかが、より重要になってきていると思われます。
一方、このキャンペーンは2021年5月のゴールデンウィークまで延長される可能性が高いです。2020年7月からトータルで10カ月に近い期間におよぶわけで、キャンペーンも感染の状況をみながら、個々の利用者が理性的に判断して利用していくべき段階にきているのかもしれません。
さて、こうした状況をふまえて、Go Toトラベルキャンペーンをどのように利用すればよいのでしょうか。利用するうえで注意すべきポイントをまとめてみたいと思います。
楽天、じゃらん、一休の御三家の強み
Go Toトラベルキャンペーンは、現在の旅行業界でどこが強いのかをより可視化させました。とりわけ、ホテル予約については楽天トラベル、じゃらんnet、一休.comの3つのサイトの存在感が目立ったといえます。
楽天トラベルは扱うホテルの件数、じゃらんはクーポンの多様さ、一休は高級ホテル・旅館に特化した強みがあります。そして、サイトそのものが使いやすいという共通点がありました。
筆者も「Go Toトラベルでどこかホテルや旅館を予約したいのだけれども」と相談を受けたらまずはこの3サイトをおすすめします。
2020.12.02(水)
文=橋賀秀紀