《鎌倉殿の13人》 「鎌倉武士の鑑」と呼ばれた男の “悲しすぎる最期”
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で有力御家人のひとりである畠山重忠(中川大志)は、自身の正しさ、誠実さを証明することに命をかける生き様から“鎌倉武士の鑑”と称され、本作でも主要人物として描かれた。北条時政の策謀により事切れた同氏だが、彼はどのように鎌倉幕府と関わった人物だったのか。ここでは東京大学史料編纂所教授を務める本郷和人氏の著書『承久の乱 日本史のターニングポイント』(文藝春秋)より一部を抜粋。畠山重忠の乱へとつながる歴史の流れをひもとく。
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2022.12.31