大野茂氏(左)と速水健朗氏(右)。2時間ドラマについて語る対話は2時間をはるかに超えた。 フジテレビ系2時間ドラマの浅見光彦シリーズにおいて、1995年から2002年まで主役を演じた榎木孝明。 榎木の後を継ぎ、2003年から現在まで浅見光彦を演じ続ける中村俊介。 榎木孝明以前に浅見光彦に扮した俳優の一人が水谷豊。87年から90年にかけて火サスで放送された「浅見光彦ミステリー」全8作で主演を務めている。 TBS系「月曜ドラマスペシャル」で94年から2000年まで浅見光彦を演じた辰巳琢郎。その後、同局の2時間ドラマでは、沢村一樹、速水もこみち、平岡祐太が浅見に扮している。 日本テレビの火サスにおいて、85年から93年まで「女検事・霞夕子」の主演を務めた桃井かおり。 フジテレビの2時間ドラマ枠で沢口靖子が「検事・霞夕子」の主演を務めたのは2011年から14年まで。 「家政婦は見た!」初作の原作となった松本清張の「熱い空気」は、『事故 別冊黒い画集1』(文春文庫)に収録されている。 「家政婦は見た!」と並び、2時間ドラマにおける市原悦子の代表作となった「おばさんデカ 桜乙女の事件帖」シリーズ(フジテレビ系)の浜松ロケにて、同僚の刑事を演じる蟹江敬三とともに。 高橋英樹主演の時代劇「桃太郎侍」は、76年から81年まで日本テレビ系で放送された。 2時間ドラマにおける名取裕子の代表作としては、フジテレビ系「金曜エンタテイメント」の「地獄の花嫁」シリーズ(99~2004年)などが挙げられる。松本清張作品への起用も多い。 片平なぎさがヒロインを務めた2時間ドラマのシリーズは、火サスの「小京都ミステリー」、土ワイの「子づくり旅行」、フジテレビ系の「赤い霊柩車」、TBS系「カードGメン・小早川茜」など、枚挙に暇がない。