ソウルの二大市場は目的別に楽しんで。「乾物・おみやげ探し」「食べ歩き&屋台ごはん」絶対買うべき名物は…?
ソウルはおしゃれなショップが続々オープンする一方で、地元の人が通う活気ある市場も健在。国内最大級の乾物市場と、屋台グルメやお惣菜が充実する市場は個性溢れ、ローカルな雰囲気を味わうのに最高のスポット!
乾物・おみやげ探しに 中部市場へ
【乙支路】中部市場(チュンブシジャン/중부시장)
中部市場ではドライフルーツを扱う店も多い。柿、ナツメ、あんず、イチジクなどのほか、松の実やピーナッツなどのナッツ類も豊富に揃う。干し柿もいろんなタイプがあるので、試食してから購入して。初出:2025年3月10日
日本でも馴染みのある干し柿。丸のままドライにしたものもあるが、食べやすくスライスして干したタイプも多い。スライスした干し柿が流行中です。乾燥具合もさまざま。300g W12,000~。初出:2025年3月10日
キムチ作りに欠かせないアミの塩辛。初出:2025年3月10日
韓国海苔やキムチ、明太子、ゴマ油など韓国料理を支える素材や調味料をはじめ、乾物を中心に食材が豊富に集まる中部(チュンブ)市場。
カムテと呼ばれる海藻。海苔のようにシート状で売られている。キンパやおむすびに海苔同様に利用。W4,000~。初出:2025年3月10日
左:ワカメ好きにはたまらない大量パック。右:紅エビの乾物はワカメスープの出汁に。初出:2025年3月10日
元々が業者向けの卸売市場なので、リーズナブルなのも嬉しい。
左:韓国のおつまみに欠かせないスルメや干しタラ。右:イシモチの干物は高級品。天日干しにしたイシモチは焼いたり煮たりして食べる。初出:2025年3月10日
旧正月前の取材時にはイシモチの干物があちこちに吊るされており、名節(旧正月や秋夕)の高級ギフトとして利用されるとか。
韓国料理に欠かせないゴマ油・エゴマ油は搾りたてを購入。韓国産は濃厚で香りも高いので、加熱して使うより、かけたり和えたり生食向き。韓国産ゴマ油W25,000~、エゴマ油W14,000~。初出:2025年3月10日
国産のゴマ油やエゴマ油を販売する店も点在するので、香ばしいにおいを頼りに訪ねてみて。中国産より値は張るが、味も香りも格別。(「ソウルの二大市場」記事のつづきを読む)
中部市場(チュンブシジャン/중부시장)
中部市場(チュンブシジャン/중부시장)。初出:2025年3月10日
所在地 ソウル特別市中区乙支路36ギル35(서울특별시 중구 을지로 36길 35)
電話番号 02-2267-5617
営業時間 4:00~19:00(店舗により異なる)
定休日 日曜、不定休
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- 文=北條芽以、CREA編集部